本当にそれを欲する人とそうでない人を分けるための有料化をするわけね。救急車の有料化とかと同じ流れ。面白いアイデアだと思う。
その解決方法とはずばり、大学受験と同様、「応募検定料を、応募者が払うようにする」ということです。
「100社受けたけど、どこも通らなかった」という就活生の声は聞くけど、「100大学受けたけど、どこも通らなかった」という受験生の声はほとんど聞きません。
確かに無料だし、手間がかからないし、応募しなければ採用されることがないのでと考えれば「一応」応募するという行動はとっちゃう。確かに10のオーダーで落ちるところが100のオーダーになってしまうのはこれが原因の可能性が高い。ブランド力がある企業は、リクナビ、マイナビあたりと相談して「書類選考段階での大学名および年齢での足切りはないが、その代わり申請料として数千円〜数万円いただきます」というのをやってもよいのではないかと思う。その分、筆記試験でばっさりと落とされるのだろうけど。
でも、大学と比較して以下の状況が起こらないのは、合格指標が明確でないかどうかが大きいと思う。大学はいろいろ批判があれ、筆記試験の得点による合格ラインがあるので、受けたい大学の過去問題を解いてみて歯がたたなければそこで受験を止める。なので、求人票の募集要件をもっと具体的にして「この条件じゃ、アカンわ」と求職者が判断できる基準を見せるようにしたらよいと思う。こっちの方が社会的に批判を受けづらいだろうし。まあ、受けづらいだけで実際には受けるだろうけど。