03月26日 のつぶやき

  • 14:44  議論している人がある程度重複している点もあるけど、#f_o_sや #cstp0320http://togetter.com/li/11022 で議論されているとおり、日本の科学界/研究者界をマイクロに改革する一つの方法として大学図書館のオープン化が求められているみたい。
  • 14:45  具体的には、独立研究者(無所属の研究者)やサイエンスコミュニケーターが大学の図書館所蔵の資料をその大学所属の研究者と同等に使えるようにしてほしいということ。
  • 14:47  現状では、1) そもそも大学の学生や所属教職員でないと図書館自体に入れない。 2) 部外者でも入れるけど、貸出はダメ。 3) 貸出OKだけど、制限がきつい。 4) 貸出OKかつ所属教職員と同じ扱い。の4通りがあるみたい。オープン化したとみなされるのは4)の場合。
  • 14:49  私は図書館の一利用者なので想像なのだけど、図書館側からすれば、部外者の登録業務と権利更新業務を除けば、あとの話は学生や所属教職員に提供するサービスと同じなので特に負担はないと思われる。
  • 14:51  何故かと言うと、部外者をいれたときに懸念されるのは資料の破損、資料の紛失、資料の盗難の3つだけど、これは学生や教職員であっても同じ話。モラルの観点から言えば、学生と部外者に差はない。違いは、追跡の簡単さのみ。
  • 14:53  教育という観点をいれなければ、破損、紛失に関しては損害賠償請求を、盗難に対しては損害賠償請求と窃盗に関して告訴すれば良いだけの話。図書館がこのように資料の破損、紛失、盗難について機械的に処理することが許されれば、部外者による資料の破損、紛失、盗難は学生によるものと同等になる。
  • 14:55  そうすると、大学図書館のオープン化にとってもっとも難しい点は、部外者への図書館利用権の発行と更新業務になる。予算も削減され、人員も削減されている大学、特に図書館にとってこの業務が加わるのは本当にしんどいはず。
  • 14:58  なので、大学図書館のオープン化に関する議論は、この部分に集中してポジティブな案を集めていけば、よいのではないかと思う。ある程度議論がまとまったら、ブログにでもまとめて民主党の藤末健三議員に提出すれば良いのではなかろうか。まったく知り合いじゃないけど。
  • 15:00  重要なポイントは、賠償責任の追求が学生程度に可能であるならば、本質的には部外者も学生も大差がないという点。なので、賠償責任の追求しやすさを学生と同じ程度にするアイデアが必要。
  • 15:01  たしか、@kikumacoさんが以前つぶやいていたのだけど、アメリカかイギリスの大学は、半期*ポンド払えば、大学図書館の使用権が得られたという。
  • 15:03  それも問題になるのであれば、とりあえず国立大学法人に限定してオープン化を考えましょう。 @shalom_rajendra 大学図書館のオープン化については、大学の経費で買った高価な資料を外部の人間に使わせることに、大学の構成員はOKを出しますか?という話がついてまわる。
  • 15:05  なるほど。でも、本質的には学生と同じ話だと思います。部外者の場合には延滞料をつけてもよいですね。 @ight_ すぐに思いつくものでは返却期限を守らなかったときのペナルティが効きづらいとかかなあ…
  • 15:07  ここがポイントの場合は、図書館の使用権を得るための利用料をとればよさそうですね。 @ight_ あとは学術雑誌みたいに購読契約料を払っているものか…部外者は負担しないの?ってことになりそう。でも利用料を設定したら解決するのかな…
  • 15:12  イデアその1:図書館利用権の登録&更新業務を全国の国立大学図書館でどこぞの業者が一括請負する。経費はかかるけど、かなり押さえられる。仕組みとしてはAmazonなどのWebショッピングのようにWebベースでの登録&照会サービスとすれば良い。
  • 15:15  承前) 登録もWebベースとし、クレジットカードの郵送ベースの加入などと同様の証明書を提出させて追跡できるようにすれば良い。あるいはそもそもクレジットカード持ちのみを利用者の対象とすれば良い。
  • 15:40  承前)「貧乏な研究者は研究するなということか?」という問いに対してはNo。大学の図書館が使えないと言っているだけ。なぜか、賠償責任を負えない人に大学図書館の利用権を大学側が認めるとは思えないから。
  • 15:42  あるある。 @min2fly followされたら相手がSPAM等でないと認定した限りにおいて機械的にfollow返ししているので、誰をfollowしているのか全く自分で把握できていない問題
  • 15:46  ご指摘ありがとうございます。 すみません、勘違いしていました。 @kikumaco それは@Yh_Taguchi さんですね RT @next49: たしか、@kikumacoさんが以前つぶやいていたのだけど、…
  • 15:48  学外利用者の数にもよりますが、処理件数が10倍になるということはないと思います。総利用者数に比例するのではないでしょうか。 @timbalero1973 ここに係る業務の増大は利用権の発行・更新よりもよっぽど大きいような気がするのですが.
  • 15:51  視野として私立大学の図書館や公文書館などもいれられますので、赤字にならない程度にはできるのではないかと思います。NPOで運営するというのもありでしょうし。 @salmonsnare たぶん、その業者にとってどれくらい「うまみ」があるかにかかってますね。
  • 16:16  「独立研究者が大学図書館を大学教職員と同等に使えるようにするにはどうすれば良いか?」をトゥギャりました。 http://togetter.com/li/11095
  • 16:20  図書館内の方の意見を見る限り大学図書館オープン化実施の際の課題は、1) 金銭授受の業務負担が無視できない。2) 学外利用者が増えすぎると対処できない。 3) 学生や教職員から不満がでる可能性ある。 4) 電子雑誌の契約料に跳ね返ってくるかもしれない。 と言うところ。
  • 16:21  あと、独立研究者や科学コミュニケーターは何が学生や教職員と同じになれば満足なのかをはっきりする必要がありそう。彼らは別に勉強スペースは求めていないだろうし。
  • 16:25  私の所属大学ですと研究生は半期30万円近い研究料を払う必要があるので有料会員制の代替として使えません。 @myrmecoleon 大学の研究生になれば普通に大学図書館使えるんだけどそれじゃダメなのかね>大学図書館の有料会員制
  • 16:33  ごめんちゃい。見落としてました。 @shalom_rajendra おお、素早いですね。…ってわしのつぶやきがろくに無かったorz
  • 16:35  全然違うとおもいます。研究室はそもそも学内に貸出業務していませんので。 @shalom_rajendra 大学図書館のオープン化に関して生じるような問題は、研究室所蔵資料のオープン化というのを考えれば想像しやすいかと。外部の人が研究室に入って資料を持ってってもOK?
  • 16:38  高校生が図書館内占拠問題は、図書館の利用にお金を払わせれば解決できる。首都高の混雑緩和のために使用料を上げるのと同じ発想。使用料を使って本当に必要とする人を選別するのがベターな解決法だと思う。
  • 16:39  PCの無料使用の話は、独立研究者や科学コミュニケーターにとってはあんまり重要じゃないと思う。むしろ、電源と無線LANの方が重要。大学構成員を邪魔しない程度にどう提供するか、図書館側に負担をかけないようにするにはどうするべきか。
  • 16:42  電子雑誌の話は独立研究者や科学コミュニケーターにとって、大学図書館を使いたい理由の上位要件。これは契約条件を知らないと何とも言えないけど、学外利用者が年間数十人程度ならつっぱねられるのではないかと。そもそも、大学において毎年閲覧者が数十人ぐらい変動するのは当たり前だし。
  • 16:45  なるほど。 @smorky あと、私大だと同窓生パスみたいなものがあります。貸し出しやジャーナルに関しては調べてないので詳細不明ですが。無料で入館できます。ただ母校が遠いのでカードあっても使ったことないです。
  • 16:51  ポイントは、研究室にある資料が自由に使えなくなるという話ですね。でも、それは貸出対象が学内だろうが学外だろうが同じ話だと思います @shalom_rajendra 非構成員が入ることをマイナスに感じるのは研究室であろうと図書館であろうと似たようなものでは、と考えたのです。
  • 16:59  ざっとタイムラインを読んで思った感想は、研究室の資料と図書館所蔵の資料を別々にしたほうが良い。
  • 17:00  研究室側から言うと、その本を買った理由は自分の研究遂行に役立つからであって、他の人と共有するために買ったわけではない。研究遂行に役立つならばアンダーラインや書き込みをバンバンやってよいと思うし、自宅に置いても良いと思う。他人と共有することで研究遂行の妨げになるならば意味ない。
  • 17:02  図書館側からしてみれば、取り返すのに手間がかかる研究室所蔵の本に手間をかけるよりも、他にもっとやらなければならない仕事は山ほどあるはず。ちょっとの無駄を許すことで、大きな無駄を削れるならば、ちょっとの無駄を許したほうが良い。
  • 18:21  「図書館と研究室所蔵資料の微妙なお話」をトゥギャりました。 http://togetter.com/li/11114
  • 18:26  科学コミュニケーターのみなさんや人文系研究者の方々の違憲も知りたい。 → 「独立研究者が大学図書館を大学教職員と同等に使えるようにするにはどうすれば良いか?」 http://togetter.com/li/11095 #f_o_s #phdjp #wesmag
  • 18:33  違います(笑) @myrmecoleon 「独立研究者が大学図書館を大学教職員と同等に使えるようにするにはどうすれば良いか?」大学教職員並と聞いて「えっ 年に一度も図書館来ないレベルでいいの?」とか連想してしまった。たぶん趣旨とは違う。
  • 18:43  @myrmecoleon 前段階にこちらの議論「博士課程修了後の所属と大学卒業後の図書館利用について(http://togetter.com/li/11022)」がありまして、そこでの議論を受けています。  [in reply to myrmecoleon]
  • 18:44  なるほど、その可能性も高いですね。私の場合は重要なのは電子雑誌の方ですので思いつきませんでした。 @ruckatz3 独立研究者が必要とする資料は、しばしば研究室や専攻の共同資料室等にしかないということもあるだろう。そういうのはいいのだろうか。
  • 18:57  @ruckatz3 電子雑誌の契約料金は何をベースに算出されているんでしょう。  [in reply to ruckatz3]
  • 20:00  ご教示ありがとうございます。購読料は研究者数が影響するわけですね。 @myrmecoleon @ruckatz3
  • 20:02  電子雑誌の購読料は大学の研究者数に応じて決まるそうなので、来館見込み数分の差額を学外利用者に払ってもらう方向ですね。 @kikumaco 論文雑誌の購読料は研究費を削って払っているので、そういう意味では、「年間パス10000円」みたいな経済的負担をするシステムですかね
  • 20:35  @ruckatz3さんや@myrmecoleonさんのおかげで、かなり情報としての価値がましたように思う。感謝。あと、議論に加わってくださっている他の方にも感謝。 http://togetter.com/li/11095
  • 23:05  この本面白いですよね。こういう図書館のあり方は衝撃的でした。 RT @enodon: 図書館と言えば、少し前の本ですが、菅谷 明子 '未来をつくる図書館―ニューヨークからの報告― (岩波新書)' にかなり刺激を受けました。 #cstp0320

Powered by twtr2src