自宅PCにVMPlayerでLinux環境を作る
環境
VMPlayerのインストール
VMwareのWebサイトからVMware Playerをダウンロードする(要ユーザー登録)。
今回はVMware-player-3.1.3をダウンロードした。ダウンロードしたら、ダブルクリックし、インストールする。
jigdoによるDebian GNU/Linuxのisoファイルダウンロード
jigdo をつかって Debian CD イメージをダウンロードするに従い、isoファイルを作成する。このエントリーを書いている時点では、公式版のISOファイルしか作成できない。
IntelのCPUを使っているならば、i386を選べば良い。また、ネットにつながっている場合は、ネットワークインストールができるので、1枚目のCDだけを作成すれば良い。
仮想デバイスの作成
VMPlayerを立ち上げ「仮想デバイスの新規作成」を選ぶ。基本的には指示通りにする。しかし、OSの選択時にリストにDebian6は存在しないので、とりあえず仮想デバイスだけ作成し、OSは後からインストールする。仮想デバイスの設定は今回は以下のようにした。
- HDDの容量:20GB
- メインメモリー容量:512MB
- CPUのコア数:2
- ネットワーク:NAT
Debian GNU/Linux squeezeのインストール
VMWareから作成した仮想デバイスを立ち上げ、既に作成しているDebianのisoファイルを選択する。その後、仮想デバイスを立ち上げなおすと、普通にインストールが始まる。
Debian GNU/Linux testingに変更
Debianにログインし、root権限で/etc/apt/source.listを書き換える。
その後、アップグレードする。
% su # aptitude update # aptitude safe-upgrade # aptitude dist-upgrade
ホストOSとの共有フォルダ
ホストOSのWindowsXPとゲストOSのDebianでフォルダを共有する。一度、Debianを停止する。その後、VMwarePlayerを立ち上げ、「仮想マシン」→「仮想マシンの設定」をクリックする。
その後、開いたウィンドウにて「オプション」をクリックし、「共有フォルダ」をクリック、「常に有効化」とする。そして、任意のフォルダを共有する。Windowsとのファイルのやりとりようにwindowsというフォルダを作成し、それを共有フォルダにしておく。
アプリケーションインストール
以下を入れた。
- emacs23
- lookup-el
- migemo
- ruby
- ptex-jtex
- Debian GNU/Linux squeeze上のemacs22でTamago(egg)を使う:ただし、eggはパッケージにある。
- emacs23でのフォント設定
- Debian GNU/Linux squeezeで日本語TeX環境を用意する
- Debian GNU/Linux squeezeへのRails 2.3RC1導入メモ