はじめに
分野によって学術会議の会議録掲載論文(Proceedings論文)の位置づけは大きく異なります。計算機科学系ですと査読付きであることが多く、業績にもカウントされます。
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本文
先日、論文発表した国際会議の主催者から会議録論文をベースに内容を充実させ雑誌論文に投稿してはどうかと誘いを受けた。その際に、その充実させた部分を別の国際会議の論文として投稿しようと考えていたのでタイトルの「複数のProceedings論文をまとめて1本のJournal論文に投稿できるか?」を疑問に思い調べた次第。
Proceedings paper(PP)をJournal paper(JP)として再投稿・再出版して良いかに関する計算機科学分野での調査論文。新しい情報が追加されているならば良いというところが多い。PPとJPで内容が同じなら再発表する必要ないのではという意見も多い。 → https://t.co/50mDVxLVcD
— next49 (@next49) 2018年4月30日
この調査結果からすると複数の国際会議で発表した内容を1本の雑誌論文にまとめるというのは、近年はダメっぽい。理由は公表されている情報が増えていないから。
— next49 (@next49) 2018年4月30日
なので、雑誌への投稿は辞退した。