以下の話題でちょくちょく2014年の人工知能学会誌表紙問への言及をみる。
www.asahi.com
その後に振り返りの試みも行われていたのでそれらへのリンクをメモ。振り返ってみると主たる論点違うのね。人工知能学会誌表紙の方は、「女性は家事をする性である」という考えを無性別である人型ロボットに組み込んでいること、そして、それを学会が無自覚に行っていたことが問題点だったと認識している。
当時の反応と表紙の画像
togetter.com
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人工知能学会の表明
www.ai-gakkai.or.jp
翌号にて検証の小特集が実施された。翌号の見出し。
www.ai-gakkai.or.jp
以下、小特集の論文。PDFはダウンロード可能。
- 栗原 聡, 松尾 豊小: 特集「「人工知能」表紙問題における議論と論点の整理」にあたって, 人工知能 (29) 2, p. 166, 2014
- 池田 忍, 山崎 明子:「人工知能」誌の表紙デザイン意見・議論に接して : 視覚表象研究の視点から, 人工知能 (29) 2, pp. 167 - 171, 2014
- 鳥海 不二夫, 榊 剛史, 岡崎 直観:「人工知能」の表紙に関するTweetの分析, 人工知能 (29) 2, pp. 172 - 181, 2014
- 大澤 博隆: 人工知能はどのように擬人化されるべきなのか? : 人の擬人化傾向に関わる知見と応用, 人工知能 (29) 2, pp. 182 - 189, 2014
表象文化論学会においてワークショップも行われ議論されている。以下はそのワークショップの報告。
2014年7月におこなわれた「パネル6:知/性、そこは最新のフロンティア──人工知能とジェンダーの表象」の報告
repre.org
2014年11月に行われた「ワークショップ:人工知能とジェンダー」の報告。
repre.org