メモ:当事者研究の例

これは当事者研究の例なのだと思う。
anond.hatelabo.jp

以下の事柄はそれぞれ別々の話だと思う。
1. 「自分」がある物事についてどのように認識するのか、どのように反応するのかを言語化し、「自分」を対象として再現性を確かめる
2.「自分」にとって再現性のある事柄が、「他者」にとっても再現性があるかどうかを確かめる
3. 「他者」にとっても再現性がある事柄を「他者」に伝わるように言語化する
4. 言語化された「他者」にとっても再現性ある事柄が、新規性があるかどうかを確かめる
5. 論文にまとめ発表する。

2と3はどちらが先か後かは別として、4までいくと学術的な研究(の一歩)となり、5で学術研究となる(成果として認められるかどうかは別)。

個人の生きやすさを改善し、生活の質(QoL)が上げるということを第一の目的におけば1のレベルで十分である。上の匿名ダイアリーの記事について2以降のことを求めている人がいるけれども、とりあえず1を達成できているのだから素直に称賛すればよいと思う。もし、上記の知見が他者にとっても役に立つならばそれは副次効果として良いこと。

可能ならば当事者研究エピソードバンクにも投稿してもらうと、他の悩んでいる人たちの一助になるかもしれない。
www.episodebank.com