「情報処理」特集:未踏ユースから育ったタレントたち

お掃除していたら、情報処理学会会誌「情報処理」の2011年12月号(Vol. 52, No. 12)の特集が面白そうなことに気付いた。後で読むとともに宣伝したいのでリンクと見出しだけピックアップ。

情報処理学会会員ならば、PDFファイルを無料でダウンロードできます。非会員かつ大学所属の方は、大学図書館にあると思います。

未踏事業

2000年ぐらいから開始され、2009年の事業仕分けで一度廃止され、未踏IT人材発掘・育成事業に衣替えしました。

「未踏IT人材発掘・育成事業」 は、ソフトウェア関連分野においてイノベーションを創出することのできる独創的なアイディアと技術を有するとともに、これらを活用していく能力を有する優れた個人(スーパークリエータ)を、優れた能力と実績を持つプロジェクトマネージャー(PM)のもとに発掘育成いたします。

特集:未踏ユースから育ったタレントたち

〜前略〜

いくつかの先端的IT企業が未踏出身者を特別扱いの採用枠とし始めたという事例も聞くが、業界の一部に知られているレベルでは、未踏はまだまだ(本来の意味での)「役不足」である。本特集は未踏ユースで発掘されて育った(一部の)人たちからの生メッセージを、学会の諸兄にお伝えしたいと思い、企画した。
〜 中略 〜

本特集の原稿を依頼するにあたって、未踏ユースでやったことをタネにして、その後の発展・横道逸れなどを書くなら、1人1ページ自由に使ってよいとした。執筆者たちの普段の超元気からみると全般的にややおとなしめの記事になってしまった感は否めないが、単に未踏という名前だけを聞いたことがある。ではなく、そこからどんな若い人が育ってきたかを直接読み取ることのできる素材の提供にはなったと思う。「いまどきの若いものは」と言いたくなるのをちょっと控えていただけるのではなかろうか。