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研究者の蔵書・コレクションの始末

こういう話を聞くと安住紳一郎の日曜天国で毎年一回ゲストに招かれる大山即席斎さんを考える。日本が生んだインスタントラーメンという食べ物&文化は消耗品なので、まとめられたコレクションがないらしい。なので、大山即席斎さんのところに、インスタントラーメン製造会社が資料としてコレクションを見にくるらしい。たぶん、大山即席斎さんがお亡くなりになったら、このコレクションは散逸する。

そして、100年後、200年後、人類が続いているならば、このインスタントラーメンのパッケージコレクションは、とんでもない価値(学術的、資料的、貴重品的)を持つのは明らかで、これを目玉の展示として博物館が成立するレベルであるのは誰が考えても明らか。でも、今、あるいは5年後にこの博物館が経営的に成り立つかと言われると、だいぶ難しい。

数十年後、100年後の利益を子孫なり、地域へ投資する形のタイムマシン/タイムカプセル投資とかできないんだろうか。研究者を含めて、アマチュアのコレクターが集めたものを、専門の学芸員が保管施設で管理し、季節毎に展示して、入場料やグッズから得る利益を運営組織と出資者(の権利を受け継ぐ人たち)で折半する。単独のコレクションだと、訴求力が弱いので定期的に展示物をローテーションする。外部の研究者や好事家には、コレクションを対価をもらって貸し出すという形。まあ、このスタイルだとほとんど投資でなく、寄付だけど。