2021年度末からTwitterのタイムライン上で論文の読み方・書き方の話題が流れていたので忘れないようにメモ。順番は目について順
Togetter まとめ
TLで流れてたサイト
論文の読み方(2021年度学部生向け輪読会のイントロダクション資料)https://t.co/FykGBXOZSD
— Takeshi Imai (@TakeshiImaiLab) 2022年1月4日
Zoom輪読会(https://t.co/YCptC5GKTy)は来年度もバージョンアップしてやる予定です
九州大学 大学院医学研究院 今井 猛さん
論文の書き方マニュアルが参考になると言ってもらえているようなので,研究発表スライドテンプレも公開します。レベル感(引用文献数とか専門用語とか)は卒研に合わせてますが,原則はそれ以上でも同じです。例によって大気海洋分野向けですので,分野依存はあると思います。https://t.co/Pb9WhGqu2v
— お茶大気象学研究室(OchaMet) (@ochamet_tklab) 2022年1月6日
お茶の水女子大学 大学院人間文化創成科学研究科 理学専攻 神山 翼さん
読めばわかるは幻想だったな。 / “Yusaku Akasaka / 事業企画 on Twitter: "簡潔に重要なポイントがまとまっていて参考になった。 論文の読み方 / How to survey https://t.co/5q0J126CjP pic.twitter.com/7ha5Ubcrxb"” https://t.co/qKPJgYP33T
— 'or/**/1=1#' (@waiha8) 2022年1月6日
慶應義塾大学 渡辺さん
「論文の読み方・書き方を指導される機会がない」というのは定期的な話題で、大学に赴任してから自分も色々考えたんだけど、結局自分で作った資料が一番説明しやすいという結論になった。(それで例えばこれを書いた。)https://t.co/kLdTS79huv
— 1T0T (@1T0T) 2022年1月3日
論文の書き方のほうも自分で作った資料をぶらさげておこう。「はじめての論文執筆」https://t.co/OeOY5kzm5g
— 1T0T (@1T0T) 2022年1月6日
お茶の水女子大学 理学部情報科学科 伊藤さん
Nature公式、論文要旨の書き方。
— 遠山 祐典 (@ToyamaYj) 2018年9月19日
授業でこれを扱うと国籍問わず大半の大学院生が知らなかったと言うので簡易和訳版を作成。
もちろん、Nature以外の論文にも流用する事が可能。
注目は、[結果]に使える文の少なさ(2~3文。全体の20~25%)。
和訳の修正案、大歓迎です。
英語版:https://t.co/RQEbeOWoNX pic.twitter.com/DcIePZhD6Y
- Nature公式 アブストラクトの書き方(英語)
- Nature投稿案内(日本語版, PDF):11ページがアブストラクトの書き方とのこと。
せっかく作ったので英語論文の書き方の授業資料を公開します。題は
— くずの王子様 (@kz_kiyoshi) 2021年8月25日
『ネイチャーに学ぶ科学英語論文の書き方』
で、ネイチャー論文で出てくるNature summaryの指定フォーマットを『型』とした上で、それをベースに論文を構成します(合計3回)。
(HPの一番下です:https://t.co/6uYg7meg89)
筑波大学 金澤さん
私の過去エントリー
探し方、読み方
書き方
おすすめの本
論文の読み方は論文の書き方の裏返しであるので、基本は論文の書き方、発表の仕方の本を読むのが良いと思う。
論文執筆に限らずエントリーシートを含む「報告書」の執筆全般に関わる技術が学べる。第3章の時間的順序による配列、空間的順序に従った配列は必読。第4章のパラグラフライティングの概説も短く要素がまとまっている(読んだからと言って書けるかは別)。平易な説明で論文のテーマ決めから文献調査、論文執筆に到るまで網羅的に説明されていて大変ありがたい。例がどちらかというと人文系であるが理工系にも通じる内容だと思う。私は「理科系の作文技術」が苦手(書き方が古いので読みづらいのと2020年現在の状況が反映されていない)ので、1冊目に読むならこちらの方が良いと思う。論文の書き方ではないが、何を発表すべきかが分かっていれば何の情報を読み取るべきなのかもわかるので役立つと思う。以前書いた本の感想はこちら → 「研究発表のためのスライドデザイン」はプレゼン初心者・中級者におススメの本 - 発声練習