助言・助力を求めるときは「その行為を通して何がしたかったのか」を伝えること

卒業研究や修士研究において、うまくいかないときやトラブルに直面したとき先輩や教員に助言・助力を求めると思う。そのとき、直近で自分が行っていた行為に対して助言・助力を求めるよりも、そもそも「その行為を通して何がしたかったのか」を伝えた上で助言・助力をもらった方が効率が良い。

たとえば、あるソフトウェアのインストールがうまくいかなかった場合、そのインストールを成功させるための助言を得るのもよいけれども、そもそも「そのソフトウェアを使って何をしたかったのか?」のところから説明した方が、より良い助言を得られる可能性が高い。というのは、そのソフトウェアを使うよりも良い方法が存在する可能性があるため。

別の言い方でいうと、自分が得たいWhatを伝えて、そのWhatを得るためのHowについては助言者に全権限を渡してしまった方が、その助言者が知っているもっとも効率的なHowを教えてくれる可能性が高いので、そっちの方が良いということ。Howを縛ってしまうと、もっとうまいHowを知っていても、それを提示できない。

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