放射線量測定をしようと考えている方はまずは「怪しい伝説」を見よう

先のエントリーを書いた直後に父権的振る舞いで恐縮ですが、以下のまとめを読んでちょっとなぁと思った。

大学の授業や職場において「実験とは何か?」をきっちりと教えられた人でないかぎり、測定する難しさを理解するのは難しい(実は、私も「実験とは何か?」をきっちり学んでいないので、大雑把なことしかわかっていない)。

放射線量の測定がホットな話題になっているけど、大学の授業や職場において「実験とは何か?」をきっちりと学んでいない人は、測定をどうやるのかを学んでから測定を始めないと、自分が得た数値に自分が踊らされてしまうので良くない。

で、私の提案はまずは、ディスカバリーチャンネルで放映中の怪しい伝説を2〜3話みて「対照実験」の考え方を学ぶべきであるということ。この番組はおちゃらけ番組のようでいて、必ず「対照実験」を考えて、測定を行うので実験(測定)はどうやるべきかということについて非常に勉強になる。また、測定というのは決まりきった簡単な方法なのではなく「何を測定するのか」「どうやって測定するのか」という創造的な過程を経たものであることがわかる。

で、対照実験の概念を理解したあとにガイガーカウンターミーティングの体験レポ漫画を読んだらよいと思う。

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