早野先生がとりくまれている福島で使われていたホールボディカウンター(内部被ばく量を検出するための機械、WBC)の測定データの解釈ミスおよび、すでに測定されたデータをどうやって生かすかについてのつぶやき。
体温、血圧、気温、時刻など何でもボタン一つで測定できる環境にいると忘れてしまうけれども、測定&測定結果の解釈というのは本当に難しいというとても良い例なのでメモ。
上記まとめ中の@in_waterさんのつぶやきがとても良いので転載。
なんか、東大の先生が福島で使われている放射線関係の測定器(ホールボディーカウンター)の測定値のエラー(検出限界設定のミス、メーカーが作ったデータ処理ソフトの不備が原因)を発見してしまったらしく、生データにまで戻って解析し直しているご様子。見つけちゃったらやらざるを得んわな。。。
僕らの世界でもそうなんだけど、なんでメーカーの作ったソフトって「致命的な不備」が含まれているんだろうなぁ。。。順番に遡って行ったら、結局「生データ(単なる電気信号の記録)」から自分で「科学的に意味のある数値」に計算するプログラムを書かないといけない。
機材の特性から「生データの意味」を考えて、研究自体の目的から「必要な値を導きだす手順」を決めて、「手順を正確に実行するプログラム」を用意する必要があるから、スッゲェ労力と時間がかかるんだぜ。本来、メーカーの仕事なんだけどなぁ。。。頑張れ早野先生と彼のチーム (@hayano)