「君の卒論は文学的なので…」

(注意:文学系専攻のみなさまごめんなさい。)

卒論生と修論生の論文構成案を手直ししているときに、自分が学部生のときに助手の先生に言われた台詞を思い出した。
「**さんの論文は文学的なので、指導に時間がかかるんですよね。3時間くらいかかっちゃいます。」

当時は、「文学的なのは素敵じゃない」と思っていたが、これは暗黙に「余計な修飾、言い回しが多く冗長」と言いたかったのだろうと最近わかってきた。なので、学生達に言いたい「君のこの文章文学的なんだよね。ところで、この『とても』という修飾いらないから。」