2022年分確定申告メモ

2021年の確定申告を以下の通りしくじったので、2022年の確定申告は忘れないうちにやろうと思い、さきほど(ほぼ)終わらせた。

全般的にスムースに申告できたのだけど、いくつか舌打ちポイントがあった。

前提

  • 2021年に確定申告をしているので、税務署から確定申告のお知らせが来ている(整理番号が発行されている)。
  • 私はマイナンバーカード&ICカードリーダーを所持している。

事前準備:MS Edgeへのマイナポータルアプリのインストール

国税庁 確定申告書等作成コーナーから申告書を作成する。
www.keisan.nta.go.jp

私は普段使っているブラウザはFirefoxだが、これは対象外のブラウザなので、Microsoft Edgeを使った。その際にはマイナポータルと連携させる手順が必要なので、まず、マイナポータルでログインできる環境を用意した。具体的にはマイナポータルアプリをインストール(私はすでにインストール済みなのでアップグレード)する必要がある。
myna.go.jp

最初の舌打ちポイントは「どこからマイナポータルアプリをダウンロードできるのかがわかりづらい」という点。マイナポータルのトップページにリンクがない。ログイン途中でマイナポータルアプリのインストールが必要というメッセージがでて、リンクをクリックするとFirefoxでそのページを開いてしまう。インストールしたいのはEdgeなのでいらついた。

良くある質問からたどっていくと当該ページが見つかる。
faq.myna.go.jp

事前準備:マイナポータルで確定申告の事前準備

令和4年分の確定申告から、医療費とか年金とかの記録をマイナポータル経由でe-TaXへ引き渡すことができるようになった。とりあえず便利そうなので連携することにした。この手続きはマイナポータルのログインが必要となる。

連携手続きをすると、e-TaXの申告書作成ページまで移動できる。なお、マイナポータルとe-TaXはシステムが違うので、何度かマイナンバーを用いたログインが必要なるので注意。

申告書の作成

画面の指示通りに入力していく。私は給与所得のみだったので年末調整済みの源泉徴収票と未調整の源泉徴収票を入力するだけでよかった。あとは、いくつか寄付をしたので、寄付控除も入力していく。

必要に応じて、適宜、途中データを保存しておくことを推奨する。私は入力途中で寄付の領収書を探している間にタイムアウトしてしまったので、保存データを利用して申告書の作成を再開した。

申告書はおおよそスムースにつくれるのだが、ページ全体のユーザインターフェースが統一されておらず、誤操作を誘発しやすくなっている。具体的には次の操作へ進ませるものとしてボタン、リンク、本文中のアイコン(画像とリンクがくっつているもの)の3種類あり、視認性が悪かった。たとえば「次へ進む」がボタンで表示されていたり、リンクで表示されていたりしていた。

次の統一ルールで使い分けてほしいと思った。

  • 申告書作成の正当な操作について→ボタンで表示
  • 補足説明や他サイトが開くとき → リンクで表示
  • ICカードでのログインなどアイコンがあった方がわかりやすいとき → ボタンとアイコンで表示

納税

申告書作成終了後の画面で、納税方法一覧が表示される。私はインタネットバンキングからの納税を実施した。大変便利だった。

追加書類の提出

寄付控除を申告したため、寄付の領収書を税務署に持ち込むか、郵送する必要があるとのこと。「令和4年分の申告書等送信票(兼送付書)」というPDFが発行されたのだけど、全部で6ページあり、どこまでが送付書なのかわからない。たぶん、1枚目だけなのだと思うけど。システム的に面倒だったのだと思うけど、分けてほしいところ。

おわりに

納税までWebブラウザ上で終了できたのは大変便利。あとは、忘れずに追加書類を郵送したい。