メモ:マイナポータルと他サービスの連携

マイナンバーカードを持っているので、マイナポイントを申請しようとしたところマイナンバーカードの暗証番号を忘れていた。なので、先日、最寄りの役所にいってた続きしてきた。

マイナンバーカードの暗証番号を再設定したので、せっかくなのでマイナポータルに初アクセス。その際のメモ。

myna.go.jp

事前準備

以下が必要

  • ICカードリーダー(Sony RC-S3800を使っている)
  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカードの暗証番号/パスワード(マイナンバーカード取得時に設定)

- 4桁の数字のことを暗証番号といったり、パスワードといったりしている。
- 3種類の暗証番号がある。 1)住民基本台帳事務用、2) 券面事項入力補助用、3) 利用者証明用電子証明書用
- 3種類を1つにまとめていれば、区別は必要ないが、それぞれ設定している場合は場面ごとに求められる暗証番号が異なるので注意。

  • 署名用電子証明書用のパスワード(マイナンバーカード取得時に設定)

マイナポータルへのログインについて

ログインの説明がさっぱりわからん。「ICカードリーダーでログイン」をクリックすると、Firefoxの場合以下のメッセージが表示される。

以下の手順に従ってログインしてください。
(1)「次へ」、「ファイルを保存」の順にボタンを押し、ブラウザ右上の「↓」からインストーラーを実行してください。
(2)インストール完了後、メニューボタンを押し、拡張機能追加のメッセージをクリックしてください。
(3)アドオンマネージャーに遷移した後、マイナポータルAPの権限を有効にしてください。
(4)マイナポータルのタブに戻り、ログインしてください。

指示のとおりにインストーラーからインストールするも「拡張機能追加のメッセージ」が表示されない。Firefoxの「ツール」→「アドオン」→「拡張機能」と進み、検索欄で「マイナーポータル」と入力すると当該拡張機能が表示される。

ブラウザごとに拡張機能をインストールしてICカードリーダー経由でログインするみたい。

マイナポータル

今のところ他サイトとの連携以外は特に使い出はなさそう。「あなたの情報」として行政機関が管理している個人情報をいくつか確認できる。税金とか年金とかはある程度役立ちそう。ただ、ヘルプの内容はいやがらせに感じる。現時点での内容で良いので端的に列挙してよ。

Q: あなたの情報ではどのような情報が確認できるのでしょうか。

A: あなたの情報では、行政機関が保有する利用者様自身の特定個人情報が確認できます。
あなたの情報の確認方法はこちら

なお、特定個人情報等の名称を直接指定する場合、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 別表第二」より、特定個人情報等の名称を指定してください。
行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律 別表第二はこちら

Q: あなたの情報ではどのような情報が確認できるのでしょうか。

「もっとつながる」

連携できる他のサービスが列挙されている。2020年10月31日現在は5つ。今回は最初の3つを連携させた。

  • ねんきんネット(日本年金機構)
  • 国税電子申告・納税システム(e-Tax)
  • MyPost(日本郵便)
  • 総務省 電波利用 電子申請・届出システムLite(アマチュア無線の電波利用に関する申請・届出)
  • e-私書箱(野村総合研究所)

ねんきんネット(日本年金機構)

私も良い年齢になってきたので一番使い出がありそうなので連携。連携に必要なのは以下のとおり。

  • ICカードリーダー(Sony RC-S3800を使っている)
  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカードの暗証番号(マイナンバーカード取得時に設定)
  • 基礎年金番号(ねんきん定期便などに記載)

これまでの年金記録の確認、将来もらえる額の試算などできる。また、郵便で届く「年金定期便」を電子版に設定できる。よく連携できている印象。

国税電子申告・納税システム(e-Tax)

確定申告するときに必要かなと思って連携。どうも、マイナポータルとの連携が甘い気がする。連携に必要なのは以下の通り。

  • ICカードリーダー
  • マイナンバーカード
  • マイナンバーカードの暗証番号

連携が甘いと感じるのは以下の理由による。

  1. マイナンバーカードを用いたログイン経由で利用者識別番号を取得すると、暗証番号が提示されない(あるいは保存するタイミングがわかりづらい)ため。この暗証番号がわからないと登録メールアドレスの確認が終了しない。
  2. 登録メールアドレスにマイナンバーカードとの連携の確認メールが送られるのだが、連携確認時にマイナンバーカードをICカードリーダーで読み取る必要がある。このため、ICカードリーダーが接続しないデバイスのメールアドレスを登録してしまうと、連携確認を終了できない。そして、その旨の説明がメールアドレス登録時にない。
  3. マイナポータルの稼働時間とe-TaXの稼働時間が違う。そもそも、両方とも24時間稼働しろと思うけど。

MyPost(日本郵便)

連携に必要なのは以下のとおり。

  • ICカードリーダー
  • マイナンバーカード
  • 署名用電子証明書用のパスワード

MyPostは作成したものの、現在利用している公共機関が福島県の合図若松市だけ、民間企業も数社と今後の発展に期待するようなサービス。

おわりに


せっかくなのでつかってみたけど、特にうれしいことはなさげ。お子さんがいたり、要介護者がいる場合はいろんな手続きが存在するので違うのかも。