日本産婦人科医会と日本産婦人科学会は違うのか

10/8のポリタスTV「厚労省の検討会が薬局で緊急避妊薬を購入できるようにするかの議論を開始。解禁に向けた課題はどこにあるのか(10/8) ゲスト:遠見才希子」を聴いていて、「なんで、子宮頸がんワクチンについてはがんばって普及するのに、緊急避妊薬の薬局販売は阻止するんだろう?」と不思議に思っていたけど、子宮頸がんワクチンの普及は日本産婦人科学会で、緊急避妊薬の薬局販売素子は日本産婦人科医会だった(追記:日本産婦人科医会も子宮頸がんワクチンの普及を推進していた)。
youtu.be

議論再開のNHKニュース。
www.nhk.or.jp

日本産婦人科学会
公益社団法人 日本産科婦人科学会

日本産婦人科医会
www.jaog.or.jp

厚生労働省:第17回 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議のページにリンクのある「要望者提出参考資料」である「ECP(Emergency Contraceptive Pill)ファクトチェック」を読むと、日本産婦人科医会の主張はあんまりにもあんまりじゃない?と思う。

追記:一方で100%子宮頸がんを防ぐわけでもなく、副作用がないわけでもない、そして性行為することをある程度前提とするHPVワクチンを女性のQOLを考慮して推奨し、一方で緊急避妊薬を100%妊娠を防ぐわけでない、(根拠あやふやな)副作用が懸念される、避妊なしで性行為が増えると反対する。なぜに?