高齢者財産信託で保護

読売新聞:「姉は認知症」訴えに取り合わず…日興不正解約を読むと「世の中悪い奴ばかりだな」と思うけど、ちゃんとそれに対応してシステムの整備をしている人たちがいるのは心強い。

高齢の認知症患者や知的障害者らすべての成年後見を受ける人(成年被後見人)が、財産保全のため信託銀行のサービスを利用できるようになった。最高裁判所と日本弁護士連合会(日弁連)は、信託銀の「後見制度支援信託」の対象を被後見人全員に拡大することで合意。月内にも実施する。増え続ける認知症患者らの財産被害は社会問題になっている。信託銀で財産の使途を監視し被害を防止。成年後見制度の信頼確保につなげる。
〜中略〜
被後見人が後見人から受ける財産被害は増え続けている。最高裁によると2010年6月から12年12月までで被害件数は1058件、使い込みの総額は約94億4000万円にのぼった。ほとんどは親族後見人によるものだった。
〜後略〜

でも、なんで最高裁日弁連の合意で実施可能なのだろう?法律を変えず法律の解釈を変えるということに合意したということ?それはそれで怖いような。