はてなブックマークで飲食店のバリアフリーの話が大いに盛り上がっているので、一人一人ができる地味なバリアフリー活動として、自分が良く行くお店のバリアフリー状況を食べログに投稿するのはどうだろう?
乙武洋匡オフィシャルサイト:イタリアン入店拒否についてによると食べログみて当該の店に行ったのとのことだけど、食べログにはバリアフリーに関する情報欄がない。一方で、ぐるなびには車椅子で入店可という項目がある。これだとけが人・病人、高齢者、障碍者の方にとって情報としては不十分な状態にある。
バリアフリーに対応していないお店を責めるという北風政策だけでなく、既にバリアフリーに対応している店の情報がけが人・病人、高齢者、障碍者の方、および、その知人、家族、知り合いの目に止まりやすくするという太陽政策も必要なんじゃなかろうかと思う。しかも、この太陽政策は政府のお出ましは必要ないし、個人が思い立ったらすぐに実行できる。
バリアフリーに対応していないという書き込みは、その店にとってしんどいかもしれないので、バリアフリーにある程度対応しているお店を書き込めばよいと思う。食べログは店の雰囲気も感想に書いてよいようなので、設備や対応に属するバリアフリー対応状況も感想として書いて問題ないはず。
車椅子に代表される足回りのバリアフリーに関するチェック項目としては、「ココロのバリアフリー計画」のチェック項目を流用させてもらえばよいと思う。また、世の中にはいろいろな怪我、病気、障碍の方がいるので、車椅子などの足回りに関する話だけでなく、目の不自由な方や耳の不自由な方、言語によるコミュニケーションに難がある方など、いろいろな種類のバリアフリーに関して、自分がわかる範囲で書いたら便利になるんじゃなかろうか。
可能ならば、Twitter上にハッシュタグ「#バリアフリーチェック項目」を作って、みんなでいろいろな施設、いろいろな障碍に関して、バリアフリーチェック項目を列挙したら、ネット上の注目と集合知の良い使い方になるんじゃなかろうかと思う。
ちなみに私のバリアフリーに関する考え方は以下のエントリーのとおり。