ちゃんと留年させているという事実もぜひ認識を

とても風情あふれる記事なのですが、感想に「こんな大学いらなくね?」という意見が集まりそうなきがします。なので、あらかじめ予防線を。

毎朝決まった時間に講義に顔出すこともできない人間を製品として社会に出荷すればただでさえ落ち目の大学の名にさらに傷がつきます。

という最低限の責任を大学は果たそうとしていることもぜひ認識していただけると助かります。

そして、国立大学を中心とした定員管理厳密化により、この最低限の責任さえ果たせなくなりそうな情勢です。もちろん、教育能力を越えて入学させるのはダメなことですが、留年させた学生も定員管理の対象に含めるのはしんどいです。ぜひ留年や退学というのをポジティブに考えるようにしていただけると幸いです。また、留年や退学(進路変更)が就職にあまり影響しない社会の構築にご協力いただけると幸いです。