年末・年始にプチサイエンスコミュニケーションを!

卒論生、大学院生、ポスドク、研究者の多くが、年末・年始に帰省されることと思います。ぜひ、帰省したらプチっとサイエンスコミュニケーションをしましょう。

ミッション

あなたが行っている研究が意義あるものだということを親、兄弟姉妹、親族に理解してもらいましょう

やり方

「最近、どうよ?」とか「お前、今、何やってんの?」という近況報告が求められたときがチャンス!さらっと挑戦してみましょう。

諸注意

大原則は「知らないことは罪じゃない」「話を理解してもらえない場合は説明する奴が下手くそ」の2つです。

  • 大まかな理解をしてもらえればそれで良しとしましょう
  • 授業ではなく、コミュニケーションです。相互理解が進めばそれでOK!テストはしません。話が脇にそれたとしても、にこやかに相手の知りたいことを説明してあげましょう。その余裕があなたに知識があるということを印象付けます
  • 愚痴をこぼす良いチャンスですが、あまりやりすぎると、相手にいらぬ心配をかけてしまいます。キラキラした夢も適宜おりまぜましょう
  • 相手との関係にもよりますが、話の終わりに「聞いてくれてありがとう。自分のやっていることの話を聞いてくれて嬉しかった。」というと、なんかNHK教育テレビのドラマ風で素敵だと思います。

卒論生にとって親はちょうどよい練習相手

卒業論文の想定読者は、同学科・コースの同学年。すなわち、別の研究室/ゼミの4年生です。自分自身を思い返してみればわかるように、ほとんど前提知識を持っていません。ですので、あなたの話を聞いてくれる親、兄弟姉妹は卒論発表の練習台としてこれ以上ないものです。

あなたの説明を親・兄弟姉妹がわかってくれるならば、あなたの説明はPerfect!わかってもらえないならば、そのわかってもらえない点が発表の弱点です。ぜひ、練習相手としてお願いしましょう。

ちょい技

サイエンスコミュニケーションの入門本を持っていって読んでもらうというものうまい手だと思います。ほとんど、サイエンスコミュニケーションものの本を読んだことないのであんまり列挙できないけど。