気軽に誘って気軽に断れる雰囲気が重要だよね。

新入生ネタの時期だから、私も新入生ネタ書きたいなぁと思って書いた新大学院生のためのビール講座がみなさまのお役にたててうれしい。でも、このエントリーが飲み会嫌いな人に嫌な気分を与えているようで残念。

社会的付き合いやパワーバランスなどの影響で、イベントに誘われたときに断れなくて嫌な思いをしていると言う人がいるのは理解できる。けれども、すべての人にそういう思いをさせないように振る舞おうとすると、誰もイベントに誘わず誰にもイベントに誘われずという振る舞いをするしかなくなってしまう。自分の行動は、いかなる外的影響も受けずに決めたいと強く思っている人以外は、こんな状況はうれしくない。出会いや気づきは自分の想定外のところから得られることが多いわけだし。

ある人は飲み会は嫌だけど、勉強会なら参加したい。別の人は勉強会は参加したいけど、飲み会は参加したい。また、ある人は飲み会や勉強会に参加したくないけど、誘われないのは嫌とかみんな受け取りかたが違う。他人からイベントは誘ってほしい、でも、自分が気に入るイベントだけ誘ってほしい。自分が嫌なイベントは断るのがしんどいので誘わないで欲しい。というのは私もそういう気分があるから分かるけど、そもそも相手は私がどういうイベントを気に入るのかわからないし、私自身も初めてのイベントは気に入るか気に入らないか分からない。そういう状況において多くの出会いや気づきを得たいならば、どんなイベントにも誘ってもらい、そのときの状況や気分によってイベントの参加を断っていくのが良いと思う。社交的生活を送るための最低限コストだと割り切って。

以上のように考えたので自分は以下のように振る舞う方向で頑張る。

  • 誘う側
    • 断られても気分を害さない。断られたのイベントであって自分ではないと認識する(誤認識でもそう考える)。
    • 本当に参加して欲しいイベントに関してはその旨をちゃんと伝える(裏読みコストを下げるため)
  • 誘われる側
    • できる限り「誘ってくれたこと」自体に感謝の意を示すよう心がける
    • 参加したくないイベントに関してははっきりと「参加しない」ということを伝える(あいまいな態度をしない)