Facebookで公開情報の範囲を限定する

Facebookで公開情報の範囲を限定するときのメモ。デフォルトで何もしないで使っていたらGoogleで自分の名前と顔写真、友達リストなどが検索にひっかかっていた。Facebookは自分の履歴書代わりに使っているので名前と顔写真がでるのはよいのだけど、友達リストが表示されるのは困る。なので、設定を変えることにした。

まずは自分の情報がどこまで出ているのか検索。

Googleで「Facebook Facebookでの登録名」で検索。「やっべー」と思ったならば以下の項目がお役にたつと思います。

どこで設定するか?

画面上部メニューの「設定」−「プライバシー設定」で公開範囲を変更可能。

プロフィールの設定

「設定」−「プライバシー設定」−「プロフィールの設定」でプロフィールに書いた情報の公開範囲を変更可能。

  • プロフィール:「すべてのユーザー」、「友達の友達」、「友達まで」から選択可能
  • 基本情報:プロフィールのうち性別、誕生日、出身地、政治観、宗教・信仰、交友関係などの情報。「すべてのユーザー」、「友達の友達」、「友達まで」、「カスタマイズ」から選択可能。「カスタマイズ」は友達を限定して閲覧禁止にできる。
  • 個人情報:プロフィールのうち興味、趣味、お気に入り(音楽、映画など)、ちょっと一言など。「すべてのユーザー」、「友達の友達」、「友達まで」、「カスタマイズ」から選択可能。「カスタマイズ」は友達を限定して閲覧禁止にできる。
  • 近況と投稿リンク:「すべてのユーザー」、「友達の友達」、「友達まで」、「カスタマイズ」から選択可能。「カスタマイズ」は友達を限定して閲覧禁止にできる。
  • 自分がタグ付けされた写真:「すべてのユーザー」、「友達の友達」、「友達まで」、「カスタマイズ」から選択可能。「カスタマイズ」は友達を限定して閲覧禁止にできる。
  • 自分がタグ付けされた動画:「すべてのユーザー」、「友達の友達」、「友達まで」、「カスタマイズ」から選択可能。「カスタマイズ」で自分のみ閲覧可能にできる。
  • 友達:友達リストのこと。「すべてのユーザー」、「友達の友達」、「友達まで」、「カスタマイズ」から選択可能。「カスタマイズ」は友達を限定して閲覧禁止にできる。
  • 掲示板の書き込み:「すべてのユーザー」、「友達の友達」、「友達まで」、「自分のみ」、「非公開」、「カスタマイズ」から選択可能。「カスタマイズ」は友達を限定して閲覧禁止にできる。
  • 学歴:「すべてのユーザー」、「友達の友達」、「友達まで」、「カスタマイズ」から選択可能。「カスタマイズ」で「自分のみ」、「一部の友達のみ」閲覧可能にできる。
  • 経歴:「すべてのユーザー」、「友達の友達」、「友達まで」、「カスタマイズ」から選択可能。「カスタマイズ」で「自分のみ」、「一部の友達のみ」閲覧可能にできる。

わかりづらいよ!!

検索の設定

「設定」−「プライバシー設定」−「プロフィールの設定」。FacebookGoogleで名前を検索したときにどこの情報まで公開するかを設定する。

  • 検索を許可する範囲:「すべてのユーザー」、「友達の友達」、「友達まで」から選択。「カスタマイズ」という項目があるが意味ない。
  • 検索結果に表示する情報:以下の情報を検索結果のページに記載するかどうかを選べる。
    • プロフィール写真
    • 友達リスト
    • 友達に追加するためのリンク
    • メッセージを送信するためのリンク
    • ファンになっているページ
  • 公開検索情報:Googleなどによる検索をゆるすかどうかを決める。

現実世界の友達との連絡用にFacebookを使う(Facebook上で友達を増やすという目的はない)のであれば、検索を許可する範囲は「友達まで」、検索結果に表示する情報はすべてチェックをはずし、公開検索情報のチェックをはずすべき。

私は、履歴書代わりに使う予定なので、検索を許可する範囲は「すべてのユーザー」、検索結果に表示する情報は「プロフィール写真」、「友達に追加するためのリンク」、「メッセージを送信するためのリンク」をチェックし、公開検索情報もチェックした。

ニュースフィードと掲示板

「設定」−「プライバシー設定」−「ニュースフィードと掲示板」。Facebook上での行動結果が友達の友達に配信される可能性があるのでそれを制御する。
別に構わないので割愛。ソーシャル広告だけ非公開にした。

アプリケーション

「設定」−「プライバシー設定」−「アプリケーション」を通じて友達に伝わる情報を制御。友達に伝わる分には別に構わないので割愛。

おわりに

Googleと同じように基本設定が情報共有&情報公開なので、日本風SNSっぽく使いたいならばプライバシー設定をよくコントロールしておく必要がある。