こういう学生もいるからおもしろい

しばらく連続で以下のような卒論ネタ。しかも比較的学生に対して辛いネタでエントリーをつづってきたのですが。

yuyarinの日記:4年生の卒研発表を見学してきて感じたことという若さ溢れる素敵なエントリーを見て、癒された。

先日4年生の卒研発表を見学してきた。率直な感想としては「卒研ってこの程度でいいのかな?」というものが多かった。研究内容も微妙だし、かなりいい加減なものもあった。凄いと感じたのは2件ほど。こんな大口叩いてるけど、まぁ自分も来年涙目になっているだろうw

で、その発表で自分が感じた卒論にあたっての注意点をまとめてみた。
yuyarinの日記:4年生の卒研発表を見学してきて感じたことより)

たぶん、涙目になると思うけれども、3年生のうちに問題意識をもって卒研に望むなんて素晴らしい!!ぜひ、頑張ってほしい。あと、先生をある程度信頼して何でも質問してあげて。お願い。

ちなみに私の卒業研究の認識は以下のとおり。ご参考まで。

以下の話は学生に卒業研究を課す学部や学科に限定されてしまうのだけれども、卒業研究というのは引用の行動面を鍛えるのには大変適した課題であると思う。卒業研究は、正直なところ研究の真似事である。その評価は卒業研究の成果にはなく、卒業研究を行う過程で身に着けた考え方や姿勢に対するものがほとんどである。科学は日々前進しており、解くべき課題は日々複雑化している。そんな複雑化した課題を研究のやりかたを知らない人間が1年で解決できると思うのはそもそも楽観的過ぎる。卒業研究の価値は、結果でなく、研究をしてみる(真似てみる)ことによって得られる考え方と姿勢にある。

勉強の話より)