大学お金話

大学がお金を儲けなければならない理由

日本の国立大学法人大学の場合。
基本的に予算は3つ。1つは、文部科学省から来るお金。
もうひとつは、学費。最後は、教員がとってきた研究資金からの
収入。4つ目として、今回話題になったような大学自身のビジネス成果がある。でも、日本じゃほとんど無いよね。

文部科学省から来るお金は以下のように分けられる。

  • 学生の人数によって与えられるお金(日本人と留学生別)
  • 大学全体のプロジェクトに対して与えられるお金(研究の設備投資など)
  • 競争的獲得資金(COEプログラムなど)

学費は、文部科学省からくるお金よりも高いので、学生を取れば取るほど大学の収入が増える。しかしながら、大学が扱える学生の数を大幅に越えて学費ねらいで定員を増やすのを防ぐため、文部科学省が定員数を管理している。具体的には、定員を大幅に越えて学生を入学させると、学生の人数によって与えられる国からの資金にペナルティが科せられる。

最後の教員がとってきた研究資金からの収入は、研究資金の数割を経費として大学に納めさせる制度。アメリカではおなじみらしい。

今は、寄付金による収入を夢見て、同窓会組織の確立を各国立大学法人が目指しているところ。アメリカの例はこちら。

日本における寄付に関する税制の話をしりたいなぁ。
専門家の方教えてくれないかなぁ