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大学院生の選書バイトというのができるかも?

本屋さんが以下のような制度で本を置くようになるならば、大学院生の本代稼ぎに選書バイトがでてくるかもね。

また、「注文出荷制」の仕組みにも参加しています。書店が注文する冊数のみを出荷しています。これはトランスビュー取引代行を利用している企業だけでなく、大手取次や小取次と取引のある出版社も参加しています。

書店の側からすれば会計や返本のときに面倒なことが増えるのかもしれませんが、正味が10%程度少ないわけですし、納品送料は版元持ちですからお試しで置くこともできます。もちろん、チラシやDMを見て要らないと思ったら注文しなければいいのです。
私は、このふたつの仕組みの先に、版元と書店の明るい未来があると思います。
これはトランスビューの工藤さんがおっしゃっていたことの受け売りですが、仮に月商500万のお店があるとします。現在の正味掛率は77%とすると、115万の粗利です。一方で同じ月商500万のお店で、掛率がすべて70%になれば、粗利は150万。掛率77%のお店と比べて35万円(つまり月商の7%)の現金が捻出できます。
この仕組みを支えるのが注文出荷制です。注文した分しか版元(あるいは取次)は発送しない。つまりいままで自動的に送られてきた新刊をお店の側で選書する必要があります。選書にはとても根気が要りますし、何より時間が必要です。
であれば、先ほどの計算で浮いた35万円を活用します。35万円というと、時給800円とすると月間436時間、30日で割って1日平均に直すと14時間です。2人のスタッフが7時間フリーで選書の時間を取ることができるわけです。あるいは5人のスタッフでひとり3時間弱の選書にしたっていい。何しろこの仕組で運営すれば返本作業も少なくなるでしょうし、適切な選書によって売上をあげることだって可能です(もちろんスタッフの腕次第)。

本屋にきびしい国で、本屋が増えるはずがない。より)

「いや、この制度の下で選書バイトが成り立つならAmazonのお気に入りリストですでに似たようなことできているだろ」という反論も聞こえるような気がする。


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