Synodos:畠山勝太, 教育政策のかなめ教員政策を考える――限られた予算で高い教育効果をあげるためにで検討されているように教員の負担を減らすことで教育の質改善になる可能性が高いので、どうにかした方がよいとは思う。
一方で、中学校(および高校)の部活動を一律に止めた方が良いかというと、生徒の放課後の居場所問題が発生するのでそれはそれで難しいと思う。現在でも帰宅部(事実上帰宅部) or 部活に参加しない生徒はいるとは思うけど、部活動を中止すると今の数倍の生徒が放課後学外に放たれる。短期・中期的にはトラブルが増えることが予想される。
部活動と学校の関係を生徒の自主的な活動に学校施設を貸し出すと位置づけて、顧問を施設管理責任者とし、技術指導の担当者としない。そして、部活動の管理責任を基本的に放課後活動が行われている施設(教室、体育館、校庭)の定期的巡回(放課後に1巡する程度)の責任に限定してしまえば良いと思う。そして、トラブルへの対処として保険の加入を義務付けることにすれば良いと思う。
上記は教員に部活動への関与を強制しない学校のやり方を事実化しているだけだけど、上のエントリーの状況よりはマシだと思う。ただし、土日の試合・大会・コンクールの出場に対する対応にはなっていない。