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卒論生のみなさん、そろそろ出陣のほら貝が吹き鳴らされますよ!

卒論生のみなさん。もう数日で夏休みはおしまい。10月からは怒涛の後期が始まりますよ!

「じ、時間が吹っ飛ばされるだと!?」

卒論配属されてから11年目、助教として学生指導にあたるようになってから6年目の経験から断言します。10月からは時間が吹き飛びます

  • 「ああ、夏休み終わっちゃった。そろそろ本気で卒業研究するか」とウォーミングアップしている間に、10月前半が過ぎます。理由は、体育の日の連休。
  • 比較的、研究にいそしんでいるとあっという間に街からクリスマスソングが。理由は、最近は12月頭からクリスマスを盛り上げる風潮があるからです。
  • クリスマスソングを聴いたと思ったら、あっという間に年末休みに、そして実家に帰省するので、年末・年始はすぐに終了。
  • 正月明けて、焦り始めたらすぐに成人の日。そして、次の週は、センター試験!大学構内に入れません。
  • センター試験が終わったら、もう2月。卒研終了が遅い大学でも2月が最終締切です。

手持ち時間とやるべき作業の確認を!

もう、学部生時代の「週単位」で自分の作業を立てる時期は終わりました。週単位の行動ならば、年末まで13週です。13回しか自分の行動を振り返れません。それでは、もう、間に合いません。このエントリーを読んだ、その瞬間から「時間単位」で自分の作業を立てる必要があります。

さあ、ExcelOpenOffice.orgのCalcを開き、10月1日から12月28日までの自分の持ち時間を見積もりましょう。寝る時間、生活に使う時間、バイトの時間を除いて、研究に費やせる時間は何時間ですか?ダイエットがさっぱりできない私が言うのもなんですが、量を可視化するのはとても重要です。実際に数え上げましょう。

最低限、卒業研究の目標を満たしたと指導教員や学科・コースの他の教員に説明できる材料は一体なんですか?そして、その材料を得るために必要な作業は何ですか?全部、列挙しましょう。列挙できないならば、10月に入る前に、先輩や指導教員に相談しましょう。

あなたの標準作業能力はどんなもんですか?ムリがありますが、見積もってみましょう。たとえば、以下のように。

  • バグなしコードは100行/8時間
  • 論文執筆は1章/8時間
  • 論文修正は1章/1.5時間
  • 英語論文読み込み/6時間

作業のPERT図をつくりましょう。これを作っておくと、どの作業から手をつければ良いのかがわかりやすくなります。

おわりに

はい、今、あなたはおしっこちびりそうになっていますね。明らかに卒業まで作業が終わらないように思えます。では、次に、誰のどういう手助けを得ることができれば、その作業時間を短縮できるかを検討しましょう。頼んだからと言って、必ずしも手助けしてくれるとは限りませんが、頼むだけなら無料です。丁寧にかつ具体的に助力を請うてみましょう。特に、思考する作業(要求分析、機能定義、設計、立式、形式モデル化)などは、一発で質の高いものを作るのは、ほぼ不可能です。相談者を見つけ(指導教員で良いと思いますが)、適宜相談して螺旋的に質をあげていきましょう。

OK。戦いの準備は整いましたね。後は、やるだけです。3月になったら貴方はきっと笑っています。そんな自分を信じて、残りの数ヶ月間、卒業研究にのめりこんでください。

参考