風疹の予防接種はお近くの医療機関で受けられるようです

風疹とはしかの混合ワクチン(MRワクチン)ならば、在庫があるようなのでとりよせして予防接種してもらえるようです。たぶん、病院ごとに値段は違いますが私の場合は1回 7,000円でした。

  1. 2回接種が必要(なので私の場合は1万4千円)。間隔は1か月(4週間)
  2. 風疹単体のワクチンは在庫切れ。MRワクチンは在庫有り
  3. 予防接種なので接種後30分ぐらい院内待機が必要(病院による)

テレビや新聞、ネットでも20代〜40代男性の接種が呼びかけられているので、近所の病院(not 総合病院)で尋ねてみたところ上記のように教えてくれました。厚生労働省:風しんについてのページにあるポスターが貼ってある病院なら、まず、大丈夫だと思います(私もこのポスター見て思い出し、尋ねてみました)。

2回受診しなければいけないのでハードル高いですが、私は不特定多数がわらわらいる空間で働いているのでうけることにしました。以上、ご紹介まで。

まず昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性は特に注意してください。中学生のときに学校で集団接種が行われていましたが、対象は女子だけでした。
昭和54年4月2日から昭和62年10月1日生まれの人は男女とも要注意です。この時期は男女ともに中学生のときに風疹のワクチンを接種することになりましたが、学校での集団接種ではなく個別に医療機関に出向いて受けることになったため、この期間は男女ともに接種率が激減したのです。
昭和62年10月2日から平成2年4月1日生まれの人は、男女とも要確認です。男女ともに幼児期に接種する機会があり、接種率は比較的高かったものの、受けていない人や1回の接種だけでは抗体が不十分な人もいて、こうした20代から40代の間で今感染が広がっているとみられています。

風疹のワクチンには、

  • 風疹だけを予防する「単独ワクチン」
  • 風疹と麻疹(はしか)の2つを予防する「混合ワクチン(MRワクチン)」

の2種類があります。
「単独」の方が「混合」より費用は安いものの生産量が少ないため、接種する人が増えると不足するおそれがあります。
「混合」は、費用は「単独」より高いものの今のところ在庫は十分とされています。成人には麻疹の抗体が少ない人も多いので、専門家は混合(MR)ワクチンの接種を勧めています。

風疹ワクチンの接種は、最寄りの内科や小児科で受けることができます。
ただし接種には保険が適用されないため、医療機関ごとに費用はまちまちです。

医療機関にワクチンの在庫はない場合も多く、電話で予約が必要です。
内科と比べて小児科は、子どもの定期接種のためにMRワクチンを置いているところもあり、その日に受診できる場合もあります。「大人も小児科」と覚えておくと便利です。

余談:私の頭では「はしか(麻疹)」という言葉がなかなか出てこない。「えーっと、あの『麻』が入っている病気」→「麻黄じゃなくて」→「蕁麻疹(じんましん)じゃなくて」→「汗疹(あせも)じゃなくて」→「そうだ『はしか』だ」というのを毎回やってしまう。