Web+DB Press Vol. 70の特集3「Web広告最前線」を読了。特集1の「実践Rails高速化」を目当てに買ったのだけど、純粋な興味として特集3「Web広告最前線」が面白かった。今のWeb広告の最前線って、株式・金融市場並のリアルタイム取引していたのね。これはまったく知らなかった。
以下のことをしているらしい。特集1の「実践Rails高速化」を読んだ後だと「レスポンスタイム50ミリ秒を切る高速システム」という見出しに納得できる。
- ユーザーがあるページを開く
- そのページの広告枠に対する広告募集
- ある条件において広告を出したいところが、入札
- 入札により広告決定
- 広告配信
最近、ある意味なりふり構わず個人の行動履歴や属性情報を集める会社がでてきているけど、いかなる条件付であっても十分な広告枠を提供するためには、個人の属性情報を大量に入手しなければいけないのだと理解できた。
Web系のソフトウェア開発者として十分に面白い分野だと思う。私のようにここいらへんの話を知らない人にはおすすめの記事。