Data.govの事業停止とオープンソース化

3/11の東日本大震災福島第一原発事故を受けて、データをどんどん公開&共有し、そのデータを解釈できる人が情報 or 知識にして非専門家へ提供するという仕組の必要性がひしひしと認識されている今現在、3月に聞いた岡本真:世界と日本におけるGov 2.0の現在という講演ででてきていたData.govという試みがすごい&アメリカやるなという印象だったのだけど、なんと事業停止とのこと。

2009年5月21日、米国政府は、連邦政府の様々な機関が扱う情報・データを入手できるサイト“DATA.gov”を開設しました。当初はデータの範囲等が限られるものの、徐々に対象を拡大して行く予定とのことです。これはオバマ政権のかかげる「開かれた政府(open government)」の方針に沿ったものとされています。

アメリカ政府が所有する国の様々なデータを国民に提供するサイト「Data.gov」がまもなく閉鎖されるようです。

この情報はSunlight FoundationとFederal News Radioが伝えたもので、今回の閉鎖の原因は政府の予算削減によるものだそうです。

米国政府が、インドの国立情報学センターと協力して、米国の政府機関データ公開ポータルサイト“DATA.gov”と、インドの政府文書公開ポータルサイト“India.gov.in”で使われているシステムのオープンソース版を開発しているそうです。このプロジェクトは2011年夏から開始され、2012年にはオープンソースソフトウェアをリリースする予定とのことです。現在、GitHubでその一部である“Dataset Management System”のバージョン1.0-alphaが公開されています。

日本のオープンガバメントは経産省でやっているオープンガバメントラボに集約されているのかな?ちょっと停止しているっぽいけど。