良い経済学 悪い経済学を読んで衝撃を受け、出社が楽しい経済学で理解を深めた概念である「比較優位」。TPPの自由貿易の側面に対しての批判でしょっちゅう目にするようになった。
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- 高校生からのマクロ・ミクロ経済学入門 政治経済 現代社会:TPP
- SYNODOS JOURNAL : TPPの憂鬱 ―― 誤解と反感と不信を超えて 若田部昌澄
- SYNODOS JOURNAL : TPPを考える 片岡剛士
以下のエントリーは比較優位の概念を例を使ってわかりやすく説明してくれているとともに、比較優位が成り立つ条件も説明してくれている。
「おれは何をやってもダメな人間だ。社会におれは必要じゃない」と思っている人は比較優位の概念を良く理解すべし。1人より2人、2人よりも3人、3人よりもたくさんの人が協調的に何かをすることで全体としての利得があがり、みんなが得をする状態をつくることができる。社会は私たちを必要としている。
研究に関しても研究費をどうやって捻出するかという点はともかくとして、世界には無限に問題があり解決をまっており、かつ、一人が取り組める問題の量なんてたかが知れている。よって、どんなに能力がないとしても私たちが研究に取り組むことで世界に存在する問題は多く解決することができると言える。