とりあえず、自分や家族の体調重視で行動しましょう。
まとめ
- 鼻血や下痢に不安を感じたら最寄の病院へ行き受診を受ける
- 何を原因なのかは二の次にして、まずは体調の回復を最優先とする
- 原因を探るのは体調が良くなってからでよい
- 関東の6月11日までの累積放射線量は0.3mSvぐらいとのこと
- 低線量被曝(累積被曝量100mSv)で、鼻血や下痢という症状がでるのは一般的ではない様子
- 低線量被曝では確率的影響(がんが発生する確率が上がる)が心配される
- 不妊、白内障、急性被ばくの嘔吐、脱毛などの身体的影響がでる確定的影響がでるのは1Sv(累積被曝量1000mSv)より上であるというのが定説らしい
- いくつかのエントリーで根拠にされている放射線治療の副作用の副作用の表は低線量被曝に関する表ではない。前提は2Gy(2000mSvぐらい)のガンマ線を当てたときの副作用の話
- 内部被曝の医療介入基準は20mSv以上とのこと。広島大学:緊急被ばく医療推進センター
- 鼻血や下痢の原因が低線量被曝ではないことを認めたからといって、低線量被曝が無視できるリスクであることは意味しない。それはそれ、これはこれで分ける。
- 鼻血や下痢の原因が低線量被曝ではないことを認めたからといって、東京電力や国、自治体の福島第一原発事故の責任を免責することは意味しない。それはそれ、これはこれで分ける。
- 一般論として「Aが起こっているならば、Bが起こる」という知識と「Bが起こっている」という事実から引き出される「Aが起こっている」という予測は、Bを引き起こす原因が複数あるとき間違っている可能性があることに注意。今回の例でいうと、下痢ならウィルス、食中毒、ストレスなど。鼻血ならば、花粉、黄砂などがある。
リンク集
- いくつかのエントリーで根拠にされている放射線治療の副作用の副作用の表について
- 上記ページより引用”体の外側から放射線をかける「外照射法」の場合、少しずつ何度にも分けてかける「分割照射」が行われます。1日2グレイ程度の線量を週4〜5回、ほぼ1カ月から1カ月半かけて行うのが普通です(*注1)。がん細胞は正常細胞より放射線のダメージを修復する能力が弱いため、一定の線量を小分けしてかけ、正常細胞を修復させながら、がん細胞に与えるダメージを増やしていき、副作用をできるだけ減らすのが目的です。 ”
- wikipedia.ja:シーベルトとグレイをみると、ガンマ線やベータ線の場合は1Gy = 1Svと考えてよいらしい。よって、上記の放射線治療では2000mSvを当てている。
- 「Aが起こっているならば、Bが起こる」という知識と「Bが起こっている」という事実から引き出される「Aが起こっている」という予測は、Bを引き起こす原因が複数あるとき間違っている可能性がある