キャッシュ・フォー・ワークでボランティア不足を補おう

別に善意が減ったわけでなく状況が違うだけ。状況が違うなら状況にあった手段を用いよう。

被災地でのボランティア減少に歯止めがかからない。震災後の3カ月間に岩手・宮城・福島の3県で活動したボランティアはのべ約42万人で、同時期に約117万人が活動した阪神大震災の約3分の1。「もはや関心は風化したのか」という嘆きも聞こえてくる。

 各県のまとめでは、5月の大型連休には1日に1万人以上のボランティアが集まった。だがこれがピークで、その後は一貫して右肩下がり。震災3カ月の節目にやや上向いたが、学生ボランティアが増えると見込まれる7月まで再び減少傾向が続くと見られる。

はてなブックマークのコメントなどにもあったけど、

  • 阪神・淡路大震災と違って大都市圏から遠い、アクセスが悪い
  • 記事にあるとおり現地に宿泊施設がない
    • よって、善意と時間だけでなく財力をもっていないとボランティアに参加できない
  • 阪神・淡路大震災と違って春休みの終わりに地震がおきてしまった
    • よって一番時間に融通の聞く大学生が参加できない

このように状況が違うので、別の手を使うべき。キャッシュ・フォー・ワーク(CFW)という方法で現地の人に働いてもらう&当座の生活費確保の手段を提供するのがよいと思う。

実際に東北大震災・被災者雇用創出事業「キャッシュ・フォー・ワーク」プロジェクトというものが実施されており、これがうまくいくようならば被災地に広く広まる可能性がある。仕事や学業でボランティアに行くことはできないけど、何かしたいと思うならば、ここに寄付すべき。

ぜひ、がんばって欲しいので10万円振り込んだ。