私の結論:トークテーマおよび飲み会のテーマが定められている飲み会
参加者と仲良くなることを目的としている飲み会は苦手
合コンを含め、相手と仲良くなることが第一義の目的の飲み会はとっても苦手。なぜならば、相手と仲良くなることを目的とした飲み会のほとんどは、会話の焦点が与えられていない。つまり、世間話を繰り広げなければいけない。
私は、この世間話がとっても苦手。
世間話が苦手な理由
私が世間話を苦手な理由は、一体何を話したら相手に刺さるのかがさっぱりわからないから。相手に刺さるのがわからないと、
- 何の話題を提供したら良いのかがわからない
- しかも、そんなに波乱万丈な人生を生きていないので、幅広い話題がない
- 自分の体験談などを提供しているので、この話が受けないと自分がダメだった気になる
一方で、何か会話の焦点としてテーマが与えられているのであれば、
- 自分がそれについてどう考えているのかを話せば良い
- それが相手に刺さらなくても会話の内容が受けなかったのであり、自分がダメだったわけでないと思い込める
- 仮に相手に刺さらないとしても、相手がそのテーマについてどう考えているのかを聞けばよい
なので、非常に気楽に会話できる。
会話の焦点を定めた飲み会
世間話をしなくても、見知らぬ人と飲み会で気軽に会話できるようにするためには、
- 共通体験を用意する
- 飲み会の前に講演、講習、ゲームなどを行う
- 飲み会中にゲーム/共同作業を行う
- 料理、酒、飲み物を目新しい(興味ひかれる特別なもの)にする
- 会話のテーマ(議論のテーマ)を用意する
テレビや漫画でしかみたことないけど、合コンなどで行われる「〜ゲーム」はうまい仕組みだと思う。ただし、三十路超えのおっさんからすると、飲み会で「〜ゲーム」をするのは精神的にきつい。
なので、共通体験を用意する場合は、講演や講習後に飲み会を開催するか、うまい酒やうまい料理(めずらしい料理)が好ましい。
会話のテーマは、あまり揉めないテーマを用意する必要がある。
古参と新入りの滑らかな融合をどう図るか
今日参加して飲み会が典型的にそうだったのだけど、既に仲良しグループができている場合、会話の焦点が定められていない飲み会は、よりハードルが高くなる。
新規参入者を継続的に受け入れていくためには、会話の焦点をあらかじめ用意しておいたほうが良いと思う。
「博士ネットワーク・ミーティング@つくば」参加記、第2回 博士ネットワーク・ミーティング@つくば参加記、ノーベル賞受賞者じゃない研究者の緊急討論会、ひすとり編集会議参加記、いきいき研究室増産プロジェクトFORUM2011のすべてで飲み会を参加したけれども、どの飲み会も楽しくおしゃべりできた。多分、会話の焦点がはっきり決まっていたからだと思う。