「元気な日本復活特別枠」要望に関するパブリックコメント

平成23年度の予算について、各省庁が政策を提出し、それに優先順位をつけて予算に盛り込もうと言う政策コンテストが現在開発されています。せっかくの機会ですので、各省庁が何を考えてどういう予算を要求しているのか眺めてみましょう。

国立大学に限定して述べると、文科省の平成23年度予算の概算要求(こんぐらいお金がかかると見込まれますので予算をこれぐらいくださいという要求)において、運営交付金(国立大学に渡される助成金。国立大学は総予算の半分以上を運営交付金でまかなっている)は前年度比1%減なのですが、特別枠で要望している予算が通らないと5%減になってしまうそうです。

しかも、その特別枠で要望しているのが研究費や授業料免除の予算。つまり、上記パブコメにて意見が集まらないと授業料免除を希望する学生は減らされ、研究費もなくなるので卒論生や大学院生は研究しづらくなるという学生に直接的なダメージがでる予算であるとのことです文科省も予算獲得のためとはいえ、えげつないですね。

大学生、大学院生、またその保護者のみなさま、締切が10月19日までですので、この連休中にぜひ、パブコメに意見を述べてくださいませ。

文科省の出している要望の具体的な政策名は