政治の季節に

麻生内閣は補正予算を使ってテレビ東京の放送枠を買い取り、夏休み子供アニメ特集として「銀河英雄伝説」を8月中放映すべき。日本の誇るソフトパワーを用いて、未来の有権者を教育してみてはいかがだろう。SFだし、戦闘あるし、かっこいいおっさん達が大量にでるし、音楽素敵だし、しかも、底に流れるテーマは「最良の専制政治と最悪の民主主義」という答えの出ないもの。楽しく観るとともに、この政治の季節にいろいろと考えるきっかけを与えると思うのだけど。昼間の暑くて外に出るのがだるい時間に放映するとよいと思う。

ただ、銀河英雄伝説は「一人一人の国民が集まって国家ができる」という思想の下で描かれているので、それとは逆の「一人一人の幸せを守るために国家が必要」というテーマのアニメも一緒に流すと視聴者もより頭をシャッフルさせられて効果的だと思う。私は小説の「銀河英雄伝説」と塩野七生さんの「ローマ人の物語」を平行して読んでいたのでいろいろと考えさせられた。

なお、CSだと現在放送中。で、それを見ていて上記のように思った。