東京大学工学部広報室スゲー

たまたま大学の生協で以下の雑誌を見かけた。

大学の1学部を特集した雑誌!?なぜ、この雑誌がうちの大学の生協に!?素朴に「日経BPも東大の広報部もすげーな」と思った。

東京大学は、日本を代表する国立大学法人であり、特に研究分野においては、新たな成果を次々に社会へ還元するとともに、その活動は世界の科学技術をリードしている。本書は、東京大学工学部のスター教授が研究者の道を選んだきっかけや研究の面白さを訴求することで、理工系進学を志す学生に工学の多様性と面白さを訴求するムックである。
研究については、概要説明に終始するのではなく、研究内容が社会・産業に及ぼす影響・貢献について、専門外の一般読者がわかりやすい文章・文体で記述する。一方、学生取材では先輩からのメッセージという視点で記事を掲載し、理工系進学を考える学生への一助となるよう考慮した。
日経BP書店:「Techno Dream テクノドリーム 東京大学工学部がわかる本」内容紹介より

じっくり読んだら負けなような気がしてパラパラ眺めただけど、内田麻理香さんの横顔がとても美人さんだった。

学生時代の担当教官である応用化学科の北森教授を通じて、2007年7月から工学部広報室でお世話になることになりました。広報室長である社会基盤学の堀井教授と別のお仕事で面識があったおかげでもあります。人との繋がりはありがたいと実感しています。
広報室では、報道機関に流すプレスリリースのチェックをしたり、一般向け広報スペースT loungeの管理をしたり、外部向けのセミナーの準備をしたりといったことをやっています。また、自身で工学部の活動を紹介するブログ「T lounge blog::東京大学工学部広報室」を立ち上げて運営しています。自分の専門だった化学以外は分からないことばかりなので、毎日が勉強という感じです。
〜中略〜
学生さんの活動にしても、私が学生だったころにはなかったものがたくさんあります。工学部広報室でも、約10人の学生アシスタントさんが中心となって、「Ttime!」という工学部広報誌を発行しているのですが、それも2004年に始まったものです。昔に比べて、大学と学生の距離が近くなり、お互いと協力しあって、よい相乗効果が生まれるような環境ができてきていると感じます。
内田麻理香さん - 東大な人 - UT-Life

私が勤務している大学とは予算規模が1桁違ったりするという違いもあれど、学部単位で専門の広報室を置き、専門の広報員を置き、学生スタッフもいるというこういう攻めの姿勢は学んでいかないといけないよなぁ。まあ、予算規模とスタッフ数、学生数が違うので「問い」自体を東京大学と同じにしていてはいけないのだけど。