別府旅行:地獄巡り(残り)

かまど地獄

非常にネタ感の高い地獄。どこ狙いかわからない。

ここの説明に「たばこやマッチの炎を蒸気に近づけると・・・」とあり、今の禁煙時代に「おおっ!」と思わされた。

溶けているものなどによっていろいろな色の温泉がある。



おなかが空いたので軽食。温泉ピータンと醤油プリン、そしてビール。温泉ピータンは不思議な食感でおいしかった。醤油プリンはなめらかなプリン。醤油はわからなかった。ビールはうまい。

鬼山地獄

熱川バナナワニ園を複数の地獄で分割している感じ。ここの地獄の担当はワニ。

もくもくとわきたつ湯気。

わんさかワニがいた。

子供ワニ。大人ワニと同じ風情

「俺たちのBL論」を旅のおともに読んでいるので、このワニがどうみてもそういう風にしか見えなかった。私の中にも乙女回路が構築されつつあるらしい。上のワニの表情が素晴らしい。

山地獄

動物担当地獄

カピパラ。生カピパラは初めて見た。でかくてかわいい。ここに来るとみんなテンション上がっていた。

フラミンゴ。非常にきれいに発色している。

カバ。すごい風格。温泉育ちとのこと。

ほかにもサル、ウサギ、クジャクなどがいた。

海地獄

広い庭園つきの地獄。観光地っぽい。

園内には蓮が。お釈迦さまが生まれそうな大きい蓮。

こいのぼりも飾られていた。

海地獄はきれいな青空色。



園内に足湯もあったので、足湯で一休み。ただし、熱い。でも、足がだいぶ楽になった。

そのあと、海地獄の敷地出口の一口まんじゅうがおいしそうなので小を購入。また、プリンが名物らしいので本日2個目のプリンをお昼ご飯としていただく。まんじゅうは2~3日もつとのことなのであとで食べることに。


で、隣の坊主地獄へ行こうとしたら「蒸し寿司」の出店が。すごいおいしそうだったのだけどプリンが思いのほかおなかにたまり断念。あなごの蒸し寿司うまそうだった。

鬼石坊主地獄

鬼石の湯というのと坊主地獄が併設している。

泥まじりの温泉がぼこんぼこんと湧き出ている地獄。地獄っぽい。


白池地獄

温泉の熱を熱帯魚につかっている地獄。うーん。


地獄巡り感想

見る順番重要。るるぶでお勧めのとおり海地獄→鬼石坊主地獄→かまど、鬼山、山、白池とみて、鉄輪バス停から26番線で龍巻・血の池地獄へいくのがよさそう。時間なければ海地獄だけでよいかも。

鉄輪バス停から別府駅へ

地獄が集まっている坂を下ると鉄輪バス停。坂には蒸し料理の出店(たまご、とうもろこし、さつまいもなど)がでているのでおなかすいていたら食べ歩きもよいかも。

鉄輪バス停は別府駅行きのバスや龍巻・血の池地獄行きのバスの説明が書いてあり新設。たまたまきた26番バスに乗って別府駅へ。14:30ぐらいに別府駅到着。

駅前高等温泉

昨日、別府駅周辺をうろついているときに不思議に思ったし、昨日のエントリーへのコメントでも紹介があった駅前高等温泉

汗もかいたし、せっかくなので一風呂浴びることに。入浴券やレンタルタオルなどすべて券売機で購入する。2階で休息するには1,100円必要だけど、ホテルまで歩いて5分なのでさすがにもったいないと思い入浴券とレンタルバスタオルだけ購入。入浴券は「あつ湯」と「ぬる湯」があるのだけど番台にいるおばちゃん曰く「どっちも熱い。水でうずめられるのがぬる湯」とのこと。今回はぬる湯を選択。

貴重品は番台前(入口横)のコインロッカーに預けるロッカー代は100円で返却なし。くつは下駄箱へ(鍵なし)。脱衣所は5人もいたらいっぱいいっぱいの広さ。服をおくロッカーがあるが鍵はない。階段を下って浴場へ。シャワー2つ、浴槽のみのシンプル構成。私が行った時間は私一人しかいなかったので貸し切り状態。かけ湯して湯船に入ったら、あつい!!!!おばちゃんの言う通りぬる湯でも熱い。我慢してつかったが5分もたたずに上がる。かけ湯は気持ち良い。数回、入る、すぐあがるを繰り返して入浴終了。

脱衣所外に銭湯定番の牛乳などがある。ただし、量は少なめ。風呂入ったら、急に眠くなったのでホテルでお昼寝したら夜になっていた。

夜の部

昨日はよく飲んだので今日はあんまり飲まないことに。昼間に目をつけていた居酒屋 こいのぼりで夕ご飯。この店は個室の店だったので、のんびり飲み食いした。本当は関サバか関アジを食べたかったのだけど、「りゅうきゅう」という食べ物を試してみたくなりそちらに浮気。

ブラウマイスターとりゅうきゅう。りゅうきゅうはご飯にのっけて食べたかった。

あと、ひややっこと串6本セット

おいしかったのだけど、これ食べて関サバか関アジはさしみ攻めすぎるのでまた今度に。とはいえ、もう少し食べたかったので、ちょっとつまみととっぱいをロックで注文。焼酎が1合瓶と氷入りグラスで出てきたのがよかった。

別府旅行:地獄巡り(龍巻地獄~鉄輪温泉)

地獄へ

別府の名所に地獄巡りというものがあると旅行前に買い込んだ雑誌に書いてあったので地獄へ。

朝食後に思いついたのでホテルを出たのは9時ちょっとすぎ。雑誌には別府駅からバスがでているとのことなので別府駅へ。実際には別府駅に行く必要はなく、別府北浜バス停から乗っても大丈夫だった。

バスの路線

別府地獄巡りは「龍巻地獄」と「血の池地獄」のみが離れた場所にあり、残りの地獄は全部、亀の井バスの「鉄輪」バス停から歩いて行ける。なので、まずは亀の井バスのどの路線でもよいのでか「鉄輪」行きのバスに乗ればよい(よかったと後で気づいた)。

行きの時点ではそれがわかっていなかったので、別府駅のバス停で路線図を見比べた結果26番バスが「龍巻地獄」と「血の池地獄」へ行くことを発見。そして、バスが15分後にくる様子だったのでそれに乗ることにした。

亀の井バスはどれもSUICAなどのICカードが使えるので、ICカードをもっている人はICカードを持って行った方が楽ちん。バスは、後乗り・前降りの降車時精算のスタイル。

「龍巻地獄」と「血の池地獄」

26番バスに揺られ30分ぐらいで「龍巻地獄」と「血の池地獄」に到着。この二つの地獄は隣接している。先に「龍巻地獄」へ。「龍巻地獄」で地獄巡り共通券を購入した。

「龍巻地獄」は間欠泉。30分に1度噴出し、5~10分ほど噴出し続けるとのこと。今回は共通券を買った直後に「ちょうど噴いているよ」と声をかけてもらったので慌てて見学に。盛大に噴いていた。

見学人は20人~30人程度、みんなが一斉にわぁーっと写真をとりにいく。ところが、5分もすると写真も撮り終わって鑑賞タイムに。「龍巻地獄」は結構噴いている時間が長いので写真は波が引いてからでもよいと思う。噴出は徐々に弱まっていくのではなく、急にピタッと止まる。以下は止まったとの様子。

続いてお隣の「血の池地獄」へ。

見事に真っ赤な温泉池。

上からの図。

鉄輪温泉へ

「龍巻地獄」と「血の池地獄」と他の地獄がある鉄輪温泉の間は3.5kmの一本道。バスは30分~40分に1本なので、本日のウォーキングタイムとして鉄輪温泉まで歩くことにした。結論から言うと歩いていくのはちょっと危ない。途中までは歩行者用の歩行があるのだけど、途中からは路側帯しかなくなり、しかもカーブが多くなる。そこを車とすれ違いながら歩くのはあまりよくなさそう。歩道は別府八湯の一つ柴石温泉ぐらいまである。

途中にトンネル野田隧道があり、トンネル内も歩道が続いていた。

で、今回面白かったのがトンネル内のすべてのひびについてチェックがされていたこと。画像だとわかりづらいかもしれないけれども、ひびをチョークでなぞり、何かの記号を書き入れていた。これが今回の熊本地震後のチェックなのか、定例チェックなのかわからないけど「管理されている方々おつかれさまです」という気持ちでいっぱい。メンテナンス重要。こういうのが好きなのは何マニアになるのかわからないけど、今なら野田隧道で堪能できるのでお勧め。

20~30分くらい歩くと別府湾を見渡す高台へ。あと、1.5km。

途中に貴船城というのがあったのだけど、熱海城っぽかったのでパス。ネットで調べたらやはり観光用のものらしい。

貴船城との交差点を過ぎると鉄輪温泉に到着。

湯煙もくもくの温泉郷の景色。このあたりで26番バスにぬかされた。まあ、歩くよりもバスの方が早いよね。

この後に海地獄に行こうとして道に迷い、結局、地獄巡りの一つ「かまど地獄」にたどり着いたのは「血の池地獄」をでて1時間ぐらいあと。

おまけ

町内をまもる地獄の方々

別府旅行:別府駅周辺(4/30)

別府駅の謎の像

謎おじさんの像。油屋熊八というらしい。

スーパーでお買い物

私にとっての旅行の楽しみの一つが旅行先のスーパーを眺めること。別府北浜にあるゆめタウン別府│イズミ・ゆめタウン WEBの食品売り場をじっくり物色。日本の場合、醤油やみそ、出汁、乾物が面白い。今回は以下のものをお土産がてら購入。大分じゃないものがちらほら混ざっているのはどうかご容赦。

安住紳一郎の日曜天国で述べられていたとおり、醤油コーナーのバリエーションは「おお、九州上陸した!!!」という実感を与えてくれた。あと、麺類におけるちゃんぽんの重要性は「すごい、長崎パワー!」と感じた。ちゃんぽん用の具とスープが売っているのはすごい。

とり天

大分名物のひとつに「とり天」があるらしい。お昼前に別府についたのでそれを食べたいと別府駅周辺の商店街を探していたところ、昼営業の居酒屋でとり天があったのでそいつをいただいた。鶏の胸肉を細目に切っててんぷらとして揚げたものなのかな?甘めのソースと合わせて提供されており、なかなかおいしいものだった。

飲み屋メニューがおいしそうだったので夜に探したのだけど、どこにあるのかみつからなかった。

お散歩(別府北浜~別府大学駅)

いくつかの公園があってのどかだった(前エントリー参照)。

別府湾の南側の工業地帯はいったいどこなのだろう?絵に描いたような工業地帯で興味深々。

あと、お散歩目的地の八幡浜とのフェリー、大阪・神戸とのフェリーはめったに見ないので興奮した。八幡浜は片道3時間でなければフェリーにのっていたところ。八幡浜ちゃんぽん食べたい。安住紳一郎の日曜天国2008年03月16日放送分「ちゃんぽんはなぜ群れるのか」で話題にでた八幡浜ちゃんぽん。興味深い。別府にもちゃんぽんあるのかな?

フェリーさんふらわのフェリー乗り場の片隅にあった歴代ポスター。ようこそ日本へ 1920-30年代のツーリズムとデザイン~東京国立近代美術館 - 発声練習を思い出した。4枚目の最後はまさにその時代のポスター。今こそ、東京オリンピックに向けて、こういう、海外の誤解に便乗して間違ったイメージを強化しました系のポスターを出してもよいと思う。間違ったイメージの増幅の中に真実とか理想とかを混ぜるのがかっこいい。





夜の部

色気なしで恐縮だけど、せっかく温泉街に来たのだから飲もうと思って夜の街へ。別府駅周辺は色っぽい店からラーメン屋までいろいろと取り揃えられている。
おなか空いていたので酒と飯が食べれる店を探して酒饌もり澤へ。

お昼にとり天を食べたお店で大分の日本酒を押していたので、刺身と合わせて日本酒をオーダー。まずは千羽鶴。米の味がして刺身にあう。続いて鷹来屋の辛口。九州は焼酎と思いこんでいたので、刺身にあう日本酒にやられた。この二つは砂肝のから揚げにも相性ばつぐんだった。

その店には大分の地酒は上の2つしかメニューに載っていなかったので、おいとまして、日本酒を求めて別府駅周辺商店街をうろうろ。色っぽい誘いが多々あったのだけど日本酒飲みたくてスルー。で、見つけたのが旬の匠。生意気いう客においしい日本酒出してくれてよい店だった。

最初のオーダーは「大分の地酒が飲みたいのですが」というもの。鷹来屋のあらしぼりを提供してくれた。先に飲んだ辛口とは違い、こめっぽい香なのだけど、後味は辛口という逸品。突き出しのゴマあえの刺身にも、ぶりにもどっちのもぴったりの酒。

次は日本酒は奥深いよと勧められた滋賀の酒「笑四季」。びっくりするようなまとまりの良さ。新潟とか北陸の良くまとまった氷のような日本酒。最初にすごくよくまとまったコメの味がして、その後、水のようにすらっと流れる。最初の甘さ、香りの高さからだと裏切られるような後味のキレ。お上手としかいえない。うまい。

続いて、山形の激辛「山法師」。単独でうまい。下手すると一晩で空ける酒。後味のよさがすばらしい。

最後に飲んだのが困っちゃう大吟醸栄光冨士。これ出されたら飲み終わった後に帰るしかない。この味の次に飲む酒が思い浮かばない。薫り高い大吟醸。

旬の匠の大将には良い時間をもらった。大将曰く、メニューに載っていないうまい酒はまだまだあるとのこと。日曜日が休みとのことなので、また月曜日に飲みに行こうと思っている。まさか、九州、大分で日本酒の深みに出会うとは思わなかった。

別府旅行:別府までの交通

はじめに

2015年度の後期期末試験から、卒業研究・修士研究、個別入試、卒業式、2016年度の新入生・在学生ガイダンス、新年度の授業開始と一区切りつくことなく、この大型連休まできたので、気分転換がてら温泉に入りに行くことにした。

一方で、先日の熊本地震の影響により地震の被害がなかったところでも観光客が来なくなっているらしい。これは東日本大震災のときにも発生していた現象。

別府の旅館は通常営業とのこと。

そこで、別府で観光しがてら、お金を落としたらよいかなと思い、別府に行くことに。

予約

4月24日(日)の夜に思いつき、ネットで飛行機のチケット+ホテルを予約。あっさり予約できた。不安な点は大分空港までと、別府の宿泊は大丈夫として、別府までの移動手段が大丈夫なのかということ。別府ナビには「アクセスが大丈夫」とは書いてないし、大分交通も大丈夫な路線にコメントがない。

ダメだと言っていないから大丈夫なのだと思うけど、こういう場合は「大丈夫」であるということもアナウンスしてほしいところ。

大分空港~別府北浜

9:45 羽田発のJAL便に乗って大分空港へ。11:10に到着。大分空港って海のそばなのね。


荷物もすぐに回収できたので、11:35 大分空港発大分駅のエアライナーに乗車。12:10に別府北浜に到着。何の問題もなくスムースだった。渋滞もなし。

バスの乗車券は到着ゲートを出てすぐのカウンターで売っている。有効期限がないので2枚券(往復券)で買うのがお得。時刻表は大分交通のWebサイトから見れる。

別府駅(鉄道)

空港エアライナーバスの停留所の別府北浜から別府駅まで歩いて5分程度。

何本か運休があるみたいだけれども、電車はちゃんと動いている。

別府駅のとなりの別府大学駅から電車乗ったけど普通通りの様子だった。


フェリー

別府には四国の八幡浜、あるいは大阪・神戸からフェリーで来ることもできる。今回初めて知った。
どちらのフェリーも通常運行している様子。

別府白浜から4kmぐらい。JR別府大学駅から1kmぐらい。

地震の影響(見た範囲)

別府駅近くの商店街をうろついたけれども、1軒だけ崩れている古い家があった。ただ、あれは地震のせいなのかすでに崩れていたのが地震で悪化したのかわからない。

その他は別府北浜から海辺を歩いてフェリー乗り場へ行く途中に以下の張り紙があった。


また、湯布院の方へ行く路線バスは運休中とのこと。

別府の街(中心地)の様子

非常に空いていてのんびりしていた。ゴールデンウィークなのにこれだとちょっとまずいのかもしれないけど、私個人としてはありがたかった。ただ、昼は店がやっていない。別府北浜バス停前の道路はたくさん車が通っていた。この道路沿いにはいろいろな店(漫画喫茶~ファミリーレストラン、デパートまでなんでもある)には家族連れがたくさんいた。

海沿いの道は本当にのんびりした雰囲気だった。


別府に来る前に全然予習していなかったので、別府が海沿いにあるのにびっくりした。イメージ草津だったので街の開け具合にもびっくり。

発災時に役立ちそうな手引きリンク

手持ちのスマートフォンやタブレット、ノートPCに入れておきたい。あと、1部ずつは避難袋に入れておきたい。なのでメモ。