別府旅行:地獄巡り(龍巻地獄~鉄輪温泉)

地獄へ

別府の名所に地獄巡りというものがあると旅行前に買い込んだ雑誌に書いてあったので地獄へ。

朝食後に思いついたのでホテルを出たのは9時ちょっとすぎ。雑誌には別府駅からバスがでているとのことなので別府駅へ。実際には別府駅に行く必要はなく、別府北浜バス停から乗っても大丈夫だった。

バスの路線

別府地獄巡りは「龍巻地獄」と「血の池地獄」のみが離れた場所にあり、残りの地獄は全部、亀の井バスの「鉄輪」バス停から歩いて行ける。なので、まずは亀の井バスのどの路線でもよいのでか「鉄輪」行きのバスに乗ればよい(よかったと後で気づいた)。

行きの時点ではそれがわかっていなかったので、別府駅のバス停で路線図を見比べた結果26番バスが「龍巻地獄」と「血の池地獄」へ行くことを発見。そして、バスが15分後にくる様子だったのでそれに乗ることにした。

亀の井バスはどれもSUICAなどのICカードが使えるので、ICカードをもっている人はICカードを持って行った方が楽ちん。バスは、後乗り・前降りの降車時精算のスタイル。

「龍巻地獄」と「血の池地獄」

26番バスに揺られ30分ぐらいで「龍巻地獄」と「血の池地獄」に到着。この二つの地獄は隣接している。先に「龍巻地獄」へ。「龍巻地獄」で地獄巡り共通券を購入した。

「龍巻地獄」は間欠泉。30分に1度噴出し、5~10分ほど噴出し続けるとのこと。今回は共通券を買った直後に「ちょうど噴いているよ」と声をかけてもらったので慌てて見学に。盛大に噴いていた。

見学人は20人~30人程度、みんなが一斉にわぁーっと写真をとりにいく。ところが、5分もすると写真も撮り終わって鑑賞タイムに。「龍巻地獄」は結構噴いている時間が長いので写真は波が引いてからでもよいと思う。噴出は徐々に弱まっていくのではなく、急にピタッと止まる。以下は止まったとの様子。

続いてお隣の「血の池地獄」へ。

見事に真っ赤な温泉池。

上からの図。

鉄輪温泉へ

「龍巻地獄」と「血の池地獄」と他の地獄がある鉄輪温泉の間は3.5kmの一本道。バスは30分~40分に1本なので、本日のウォーキングタイムとして鉄輪温泉まで歩くことにした。結論から言うと歩いていくのはちょっと危ない。途中までは歩行者用の歩行があるのだけど、途中からは路側帯しかなくなり、しかもカーブが多くなる。そこを車とすれ違いながら歩くのはあまりよくなさそう。歩道は別府八湯の一つ柴石温泉ぐらいまである。

途中にトンネル野田隧道があり、トンネル内も歩道が続いていた。

で、今回面白かったのがトンネル内のすべてのひびについてチェックがされていたこと。画像だとわかりづらいかもしれないけれども、ひびをチョークでなぞり、何かの記号を書き入れていた。これが今回の熊本地震後のチェックなのか、定例チェックなのかわからないけど「管理されている方々おつかれさまです」という気持ちでいっぱい。メンテナンス重要。こういうのが好きなのは何マニアになるのかわからないけど、今なら野田隧道で堪能できるのでお勧め。

20~30分くらい歩くと別府湾を見渡す高台へ。あと、1.5km。

途中に貴船城というのがあったのだけど、熱海城っぽかったのでパス。ネットで調べたらやはり観光用のものらしい。

貴船城との交差点を過ぎると鉄輪温泉に到着。

湯煙もくもくの温泉郷の景色。このあたりで26番バスにぬかされた。まあ、歩くよりもバスの方が早いよね。

この後に海地獄に行こうとして道に迷い、結局、地獄巡りの一つ「かまど地獄」にたどり着いたのは「血の池地獄」をでて1時間ぐらいあと。

おまけ

町内をまもる地獄の方々