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防御的研究室生活の手引き

大学

私にとって4年生から始まった研究室生活は刺激的で、気楽で、自由で楽しいものでしたが、人によっては抑圧的で、脅迫的でしんどいものであるようです。人には向き不向きがあり、かつ人と人との間には相性というものがあるので、ある人にとって快適な環境が別の誰かにとっては不快な環境であることは当たり前です。

そこで、己の心と目的を守るという防御的な視点から研究室で最低限どのように振舞ったら良いのかというのを書いてみたいと思います。

はじめに

学部3年生あるいは大学院1年生を読者と想定しています。

このエントリーは特定の誰かを想定してかかれたものではありません。「このエントリーは私のことが書いてある」と思ったとしてもそれは気のせいです。どのような人にも外向的な部分と内向的な部分が存在します。このエントリーは、私の中の内向的部分と10年間を超えた研究室生活で得た観察結果に基づき書いてあります。

また、私のブログにあるどのエントリーに関しても同じですが、あくまでもたたき台としてご利用ください。このとおりに振舞えば100%大丈夫ということはあり得ません。

前提

あなたには、研究室で気を許せる友人が一人もおらず、かつ、指導教員ともあまりそりが合わないと仮定します。ただし、研究室のメンバーや指導教員は、礼儀正しく振舞えばそれなりに礼儀正しく返してくれる(すなわち、ビジネスライクな付き合いをしてくれる)とします。

手引き1:卒業研究・修士研究を通して得たいものを「卒業/修了」と「メタ研究技術の習得」に絞る

あなたが研究室において防御的に振舞いたいということは人付き合いが得意ではない、あるいは、研究室のメンバーと仲良くいかなさそうである、あるいは、指導教員と仲良くできなさそうであるという状態にあると推測されます。もし、そうであるならば、巷でよく言われる「研究室の仲間と協力して・・・」とか「指導教員の指導の下で素晴らしい卒論/修論を仕上げる」ということを目的にするのはうまくありません。

物事には必ず良い面と悪い面があります。研究室において防御的に振舞うということは、基本的に指導教員や研究室メンバーに対して深く踏み込まない(踏み込ませない)ということです。それは自分がダメージを受けにくい反面、指導教員や研究室メンバーからの好意による協力を得られないということを意味します。

研究室生活での目的を「卒業/修了する」ことと「卒業研究/修士研究を通して研究における基本的技術を習得する」という2点のみに絞ってください。また、「研究室メンバーと仲良くする」や「指導教員と仲良くする(師弟関係になる)」などは諦めてください。あと「自分の好きな研究をする」「自分らしく振舞う」というのも諦めてください。

手引き2:研究室生活を離れた自己表現/自己確立の場を用意する

手引き1でも述べたとおり、防御的に振舞うと研究室生活において深い人間関係を確立しにくいです。しかし、人間というのはどこかで自分を認めてくれる人がいる場を持たないと精神の平衡を保てません。研究室生活がどうであろうと、あなたを受け入れてくれる人や場所を用意しましょう。

実家暮らしであるならば家族が第一候補です。朝食や夕食時に親や兄弟とおしゃべりできる(愚痴を述べられる)状態であれば文句ありません。他にも研究室外の大学の友達やサークルの友達、バイト先の友達、高校までの友達も良い候補です。

下宿であったり、愚痴を述べられるぐらいの友達が近くにいないなどの場合は、Webを活用するのも一つの方法だと思います。Webを用いるのが辛ければ日記をつけはじめましょう。あなたを直接慰めてくれる人がいなくても、あなたが感じていることを文章化するだけでかなりストレスの軽減を図れます。

また、多少、精神的なハードルが高いかもしれませんが、大学が提供するカウンセリングサービスを利用するのも一つの手です。

手引き3:気分転換する方法を用意する

手引き2とも被りますが、気持ちを切り替えるために頭を空っぽにできる方法を持っている必要があります。体を動かす行為が頭を空っぽにするのに向いています。ジョギング、ウォーキング、水泳、サッカー、野球、楽器演奏、書道などなんでも良いので用意しましょう。TVゲーム、映画・音楽鑑賞、読書なども良いかもしれません。ただし、買い物、食べ歩き、飲み歩き、ゲームセンター通い、ギャンブル(パチンコやマージャン含む)は、継続的には使えない方法ですから、奥の手としてとっておきましょう。

気分転換法としては、30分〜2時間程度で終わるものが好ましいです。ネットゲームやマージャンなどのように一通り終えるのに数時間〜1日かかってしまうものは頻繁に利用できませんので、メインの気分転換法には使えません。

手引き4:研究室メンバーを敵に回さない

では、具体的な振る舞いについて説明いたします。重要なのは、研究室メンバーと仲良しになる必要はありませんが、消して決して敵に回してはいけないという点です。相性やタイミングの問題もありますから、どうしても運命的に敵対してしまう場合もありますが、基本的にあなたが無礼な振る舞い、相手を怒らせるような振る舞いをして、研究室メンバーに嫌われるという事態は避けるべきです。

また、あまりにも防御的に振舞うあまり、研究室メンバーがあなたを侮るようになると、やはり研究室メンバーはあなたの敵になってしまいます。侮りはあなたへの過干渉を招きます。

研究室メンバーを敵に回さないためには以下の事柄を守ってください。

  1. 挨拶をする
  2. 何かしてもらったら(嬉しくないことだったとしても)感謝の念を伝える
  3. 何か迷惑をかけてしまったら(意図的でなくても)謝罪する
  4. 研究室の行事をサボらない
  5. 適度に自己主張する

基本的に、あなたが礼儀正しく振舞っているのに相手が無礼に振舞うならば、非難されるのは相手です。ですから、あなたは礼儀ただしく、ただし、慇懃無礼にならないように振舞わなければなりません。普通は、上記の1〜4までの事柄を守っているならば礼儀ただしいとみなされます。「挨拶」と「ありがとう」は、習慣化してしまえば特に何の気なしに口からでるようになります。訓練しましょう。

挨拶も次の程度で十分です。

  • 研究室に登校してきたとき「おはようございます。」
  • 研究室から帰宅するとき「お先に失礼いたします。」
  • 他の人が登校してきたときに「おはようございます」と言って来たら「おはようございます。」
  • 他の人が帰宅するときに「お先に失礼します」「お先です」と言って来たら「お疲れ様です。」
  • 研究室外ですれ違ったときは会釈。

あなたがやって欲しかったことをやってもらったときに「ありがとう」というのは簡単ですが、「やってもらって当然」と思っていることについても他の研究室メンバーがやってくれたならば「ありがとう」と必ず言いましょう。場合によってはありがた迷惑のこともあると思います。そんなときでも、「ありがとう、でも、今回は〜」という言い方を使うようにしましょう。

世の中には「心からのお礼じゃないと意味が無い」と考えている人がいますが、ほとんどの場合、口先だけのお礼でも似たような効果を発揮します。騙されたと思って「ありがとう」を乱発する習慣を身につけてください。

謝罪については特に説明の必要がありませんが、注意すべきは謝るときでないときに謝ってはいけないという点です。感謝と異なり謝罪は乱発すると逆に敵意を招きます。あるいは、謝罪を乱発せざる得なかったという事実があなたを傷つけ、あなたが研究室メンバーを敵視するきっかけとなります。くわしくは、あなたを危機から救う一分間謝罪法のエントリーをお読みください。

研究室行事をサボってはいけない理由は、あなたが研究室行事をサボることで目立ってしまうからです。研究室においてあなたが狙うべきポジションは、 One of Them です。悪目立ちしてはいけません。もちろん、正当な理由(指導教員や研究室メンバーが文句いえない理由)がある場合は、理由をあらかじめ伝えたうえで休んでかまいません(最悪でも事後報告するべきです)。

最後に、適度に自己主張するという点についてですが、これも悪目立ちしないためです。防御的に振舞いたいと思う人は誤解していますが、自己主張しないということも立派な自己主張です。常に「特に意見はありません。」「〜さんにお任せします。」「何でもかまいません。」という振る舞いをしていると、「研究室に参加する気がない」あるいは「〜さんは何でも人任せである」などという評価を受けます。

自分から何かを発案する必要はありませんが、意見を尋ねられたときには自分の希望を述べ、研究室に参加する意思を示すべきです。この件についてはこちらもご参照ください 登山隊に山の頂上に立つのが目的でない人がいたら?

また、研究室メンバー間の親睦を深めるための行事(飲み会やゲーム大会)などがあると思いますが、年間行事には参加するようにしてください。突発的な行事に関しては、3回に1回ぐらいの割合で参加していれば、それほど断っている印象はでないと思います。断る理由としては経済的理由が無難です。

手引き5:指導教員を敵に回さない

研究室メンバーと同様に指導教員も敵に回さないように気をつけます。指導教員は研究室メンバーと異なり、あなたの卒業・修了を左右する力を持っていますので、より注意が必要です。

ただし、指導教員は次の点で研究室メンバーよりも扱いが楽です。

  • 指導教員は研究室運営に公平性が求められるため証拠が残るようなえこひいき(いじめ)をしづらい
  • 指導教員は自分の研究、授業、大学業務に忙しいため、学生にそんなかまっていられない
  • 指導教員は少なくて10人弱、多くて30人ぐらいの学生を研究室メンバーとして指導しなければならないので、学生一人一人にそんなに時間を費やせない

つまり、指導教員の指導記録を証拠として残しつつ、目立たないように振舞えば指導教員はあなたの卒業・修了を邪魔することはできないということになります。

具体的には以下の事柄を守れば良いです。

  1. 研究に対する指導教員や先輩の指示、それへの対応などを含む研究に関する事柄をすべて書き込むための研究ノートをつける(専用のノートが大学構内の書籍・文房具販売所で売っているはず)。
  2. 報告、連絡、相談、いわゆる「ほう・れん・そう」をメールを用いて防御的に行う
  3. 常に指導教員からの指示、助言や指導に対して必ずリアクションをとる
  4. 研究している様子を折にふれアピールする

「研究ノートをつける」と「報・連・相」は、指導記録を証拠として残すための行動。「リアクションをとる」と「アピールする」(「報・連・相」と被っていますが後述)は、目立たないための行動です。

次項から上記4点をより詳しく解説します。

手引き6:証拠を残す

研究室で防御的に振舞う上で重要なのは、トラブルが発生したときのために保険をかけておくということです。特に指導教員とトラブルが発生したとき、卒業・修了を左右できる権力を持つ指導教員に対抗するためには、学内のアカデミック・ハラスメント対策委員会、あるいは裁判所を利用する以外に方法はありません。そのような、組織を利用する場合には、指導教員が不公平な振る舞いを行っているという証拠が必要不可欠です。

証拠というと、第三者の証言などが必要になると思いがちですが、日記や継続的に取られたメモも証拠として採用されるケースもあります。そこで、研究ノートや報・連・相のためのメールをこの目的でも利用します。

この方法がうまいのは、そもそも研究ノートをとること、報・連・相を実施することは研究を円滑に進めていく上で良いことであると認識されている点です(実際、とても有効です)。この大義名分がある限り、指導教員があなたに「研究ノートをつけるな」とか「報・連・相を実行するな」とはいえません。

最近の大学では教員と学生にそれぞれメールアドレスが割り振られています。そこで、メールの同報(CC)機能を利用して、「報・連・相」を実行し、指導教員が行った指示、助言、指導内容、それに対して自分がどのように反応したのかをすべて記録しておくようにします。

具体的には以下のようにします。

  • 指導教員に何かしらの指示、助言、指導を受けたとき、
    • すぐに実行できる内容であるならば、作業完了報告とあわせて指示、助言、指導内容も合わせて記載しておく。たとえば、「*日に**先生に頂いた***という指示に従い、***を実行しました。結果として**を得ました。」
    • すぐには実行できず、実行完了まで時間がかかる場合には、とりあえず指示、助言、指導内容を復唱しておく。たとえば、「指示の内容を確認させていただきます。**先生にいただいた指示は***ということで間違いないでしょうか。」
  • 指導教員(あるいは先輩)に困っている点について相談したとき、必ず相談修了後に議事録(まとめ)をつくり、指導教員(あるいは先輩)に送る。研究に関するミーティングでも同様にする。
  • 研究室の行事を休むとき、研究室の設備を利用するとき(予約するとき)は、口頭とあわせてメールでも連絡する。

指導教員によっては、メールだけでの報告を嫌がる人もいますので、指導教員の希望に応じて口頭でも報告するように心がけます。

また、メールで送ると同時に研究ノートにも教員から受けた指示、助言、指導の内容を記載するようにします。なお、研究室の指導方針によっては、研究ノートの持ち帰り、および、帰宅時の提出を義務付けているところもあります。ですから、悪口や批判は書かないように気をつけてください。

あと、メールを自宅 or 下宿で契約しているプロバイダー発行のメールアドレスに転送しておくと、トラブル発生時にも証拠が手元にあるので安心して戦えます。GmailHotmailなどに転送すると機密漏洩という別の名目で責められる可能性があるので注意してください。また、ブログやTwitterなどをメールフォルダー代わりに利用するのも同様の理由でやめるべきです。

手引き7:問題児として認識されないようにする

指導教員がどんな学生を問題児として認識するかといえば、第一に自分を無視する学生、第二に努力しない学生です。二つそろっていれば、完璧問題児。片方だけならば、困ったちゃんです。どちらにせよ、指導教員に目をつけられるので、研究室内で防御的に振舞いたいあなたとしては好ましくない状態です。

まず、どういう行動をとると「指導教員を無視する学生」とみなされるかと言えば、指導教員の指示、助言、指導に対して、リアクションを返さないとそう見なされます。リアクションを返さないというのはどういうことかについては、ちょっとした工夫でモテカワ卒論生を演出!!をお読みください。

次に「努力しない学生」についてですが、卒業研究・修士研究時の悪循環を防ごうでも書いていますとおり、卒業研究での評価基準は「がんばって取り組んでいるかどうかです」。修士研究は「がんばって取り組んでいる+与えられたテーマにおいて研究が一通り進められたかどうか」が評価基準になります。この評価基準からすると、教員が一番気になるのは学生が「努力しているかどうか」という点です。卒業研究であれば「努力しているかどうか」が評価基準そのものであり、修士研究であれば自分で与えたテーマが適切であるかぎり努力していればそれなりの成果がでるはずですから(でないとしても、それはテーマを与えた指導教員にも責任がある)、やはり「努力しているかどうか」が気になる点です。

では、どうやれば「あなたが努力している」と教員が認識するようにできるかですが、基本的に指導教員に過程を成果の双方を見せつけます。指導教員はエスパーではないので、あなたの内面にあるものを見ることはできません。常にあなたの外にでてきたものだけが指導教員の評価の対象になります。

努力の評価対象は以下のとおりです。

  • 指導教員が研究室であなたが研究しているのを知ったという事実(指導教員が知らなければ意味はない)
  • 研究を行ううえでの課題や疑問
  • 研究を行う上で今困っていること
  • 文献調査の結果
  • 実験方法の提案と実験結果
  • 各種図や表
  • 各種数式
  • プログラミングコード

これらを進捗報告のメール、ゼミでの定例報告、指導教員への個別相談などで、指導教員の目の前に見せ付ける必要があります。重要なのは、あなたがいくら努力していたとしても、上記のような評価対象となるアウトプットがあることを指導教員に認識してもらわなければ意味がないという点です

手引き8:研究テーマは研究室の得意なテーマを選ぶ

卒業研究・修士研究をつつがなく終わらせるためには、良い研究テーマの選択が不可欠です。研究の成功は、研究テーマの選択が6割ぐらいを占めます。

防御的な研究室生活を行う観点から言えば、良い研究テーマは「指導教員が得意とする&手を動かしただけ研究成果が目に見える形で蓄積していくという研究テーマ」です。指導教員の専門分野外のテーマ、また、運的要素が強いテーマは避けましょう。

教員の指導方針にもよりますが、研究テーマを教員が提示してくれるのであれば、上記の条件を伝えて指導教員にテーマを勧めてもらいましょう。自分で研究テーマを探さなければならない場合は、研究室で進行中のプロジェクトや既に先輩がある程度進めている研究テーマにおいて、未解決部分を取り組むようにしましょう。理由は、このようなテーマは、既に背景と目的がはっきりしていることが多いからです。研究で最も難しいのは、その研究の位置づけをはっきりと述べる(=背景)という点です。

研究の位置づけをはっきり述べるのは博士課程の学生でも苦しみますので、防御的な研究生活を送りたいと思うあなたはチャレンジすべきではありません。研究テーマ選択の難しさについてはこちらをお読みください。卒論のテーマ選択について補足:卒論・修論テーマの選び方

与えられた研究テーマであったとしても、研究遂行のために必要となる専門知識とさまざまな研究の基本的技術を学ぶには時間が足りないぐらいです。研究の基本的技術としては、文献調査法、批判的読書法(クリティカル・リーディング)、技術的執筆法(テクニカル・ライティング)、論理的思考法(クリティカル・シンキング)、科学的実験の基本などを学ぶことになります。

これらの技術は、創造性が必要とされる職業であれば常に求められる技術ですので学ぶ価値があります。

手引き9:ゼミの活用法

多くの研究室では、最低1週間に1度ゼミが開かれると思います。ぜひ、ゼミを以下の方針で利用してください。

  1. 努力しているというアピールの場
  2. 指導教員や先輩はどういう点について叱責するのかという情報収集の場
  3. 研究をすすめる上でのヒントや観点の収集

努力しているというアピールの場として使うというのは分かりやすいと思います。忙しい教員の場合、学生と直接言葉を交わすのがゼミだけということも多々あります。手引き7で述べたとおり、努力の評価対象となるアウトプットをできる限りみせつけてください。「がんばるという意気込み」や「できなかった反省と謝罪」は努力の評価対象としてカウントされないことに注意を払ってください。

多くの学生が見落としがちなのが2番目と3番目の方針です。あなたはあまり研究室のメンバーと関わらず、指導教員とも仲良くならずに研究室生活を送っているわけですから、圧倒的に「間違う機会」「間違いを指摘してもらう機会」が足りていません。そんなあなたにとって、他の学生が叱責されている場面、助言をもらっている場面は、あなたに足りていない「間違う機会」「間違いを指摘してもらう機会」をエミュレートする良いチャンスです。活用しましょう。

手引き10:書籍を活用する

手引き9でも書きましたが、あなたには圧倒的に「間違う機会」「間違いを指摘してもらう機会」が足りていません。そこで、研究に関して書かれた本で知識不足を補いましょう。指導教員のオススメ本を聞いても良いですし、それができないならば、ネットでオススメの本を探しても良いです。

たとえば、私のオススメ本はこのエントリーに列挙してあります。研究スタイルについてネットでいろいろ探すよりも本を読もう

おわりに

最初に述べたとおり、物事には良い面と悪い面があります。指導教員や研究室のメンバーに干渉されたくない(干渉したくない)のであれば、ある程度、自分らしさや自由度を抑えて優等生的に振舞う必要があります。このように振舞うこと自体を「抑圧的である」と受け取り、だからこそ「研究室生活がつらい」と思われるかもしれません。もし、そのように思うのであれば、指導教員や研究室メンバーにある程度干渉されることを容認すべきです。

研究室生活がつらいとしても、卒業研究ならば1年、修士研究でも2年の我慢です。終わりがあることはたいてい耐えられますから、研究室外の居場所を確保し、なんとかがんばってください。

参考

ちょうど、takehikomさんが同じようなテーマでエントリーを書かれていたので紹介。

私が書いた研究室の生活関連の他のエントリーをご紹介