垂れ流すだけでなくて整理してくれ!Googleニュースで「消費税 IMF」で検索したところ8/2と8/5にIMF関連でニュースがあったみたい。
8/2 ラガルド専務理事の日本経済新聞と海外通信社の限定インタビュー
国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は1日、日本が2014年4月に予定する消費増税について「適切な短期間のうちに税率を5%から8%、10%に上げていくことを支持する」と述べ、予定通りの税率引き上げが望ましいとの見解を示した。
〜中略〜
ラガルド氏は、法律に沿った税率引き上げが「持続可能な形で財政健全化を進めるという日本当局の強い意思表明につながる」と強調した。景気などへ一定の配慮を示しつつも、中期財政計画の前提で国際公約でもある消費増税が適切だとの理解は「IMFとして変えていない」と述べた。
8/5 IMFの5月の対日報告書
内容はどこもだいたい以下のとおり
- 日本の債務残高が膨大で追加財政政策の余地が少ないことから、中国への輸出減少など成長へのリスクに対しては、金融政策が防衛の最前線となるべきとの見解を示した。
- 「確かな財政・構造改革がなければ、開始された改革の信認に影響し、その成功を阻害することになる。これは日本だけでなく世界にとっても有害」
- 「日本の債務水準は引き続き持続不可能で、金利上昇や資本フローの急変などの世界的なテールリスクの可能性が依然としてある」
- 予定される消費税引き上げについては、IMF理事会で「総じて支持」されたものの、一部の理事は「経済成長への悪影響に対する懸念を表明した」という。(IMFが「数人」と表現する場合、2−4人を意味する by Bloomberg)
- ロイター:日本、消費税引き上げを予定どおり進めるべき=IMF
- Bloomberg:消費税引き上げは日本にマイナスも−IMF理事から懸念の声
- 時事通信:日本、成長へ改革不可欠=消費税引き上げ予定通りに−IMF報告:懸念を示している理事がいることについて記載なし
- 北海道新聞:「消費増税は重要な一歩」 IMFが対日審査報告:「増税に伴う景気への悪影響を抑えるべきだとし、成長を損なわない形での歳出入改革を求めた。」という記述があり
- 産経ビズ:アベノミクスで景気「著しく改善」 IMF日本経済年次審査:「とくに財政リスクを抑えるため、中期的な財政計画を直ちに実行する必要があるとし、15年までの消費税率の倍増に加え、成長を損なわない形での歳出入改革を求めている。」という記述。
- NHK:日本に消費税率引き上げ促す:懸念を示している理事がいることについて記載なし
先にBloombergの記事をみていたのでロイターの記事みてなにごとかと思った。