程度の差こそあれ卒業論文・修士論文を通して学んで欲しい一番の能力はこれ。
Wikipedia Conference 2013参加記で、新井紀子さんが話された「ウィキペディアの記事のような日本語を書けるようになろう」にでてくる言語化能力
自分の考えと言語で表現したものの差を少なくするのが言語化能力
短時間で物事を覚えてもらい、協調して仕事を進めなければいけない環境において、どうしても他者への説明が必要。だから、どこの職場や組織行っても、この能力が求められる。
学生に貸したまま返ってこないのだけど、この本はおすすめだと思う。もっとうまい文章が書きたいというレベルでなく、そもそも文章が書けない(書いているけどわかってもらえない)という人におすすめ。才能などでなく技術として説明してくれる。
- とりあえずの国語力
- ソフトウェア技術者のメモ:とりあえずの国語力-1、とりあえずの国語力-2:上記の本の感想。