- タイプライターに魅せられた男たち・第55回:黒沢貞次郎(8)
- ここで紹介されている「和文スミス」のキー配列をみると点と丸が句読点として使われている
- タイプライターに魅せられた男たち・第56回:黒沢貞次郎(9)
- このエントリーによると和文スミスの横書き版を出したということなので、この横書きタイプライターの句読点は点と丸。
このサイトによると昭和17年(1942年)の邦文タイプライターは縦書き、横書きどちらでもOKだったらしい。
句読点として点と丸を使うことが一般化したのは明治時代らしい。
私たちは、文の終りに「。〔句点〕」、文中の区切りには「、〔読点〕」を使って文章を書いている。しかし、このような使い方が定着したのは明治三九年、文部大臣官房図書課が『句読法案』を発表してからのことである。
飛田良文 1992 『東京語成立史の研究』