タイトルとは違って知り合い同士の言葉のすれちがいに見える。
内容は別として、批判はある事柄に関する悪い点を誰かに知ってほしくて行うものだから、聞き手にちゃんとその悪い点を知ってもらえる手段で行った方が良い。その方が批判を行う目的にかなう。だから、何において、どういう基準で、何が悪いのかを明確にしなければ意味がない。
一方で、愚痴は自分がしんどかったという点を聞き手に伝えて共感してもらう(最悪でもただ聞いてもらう)のが目的だから、自分がしんどかったという点がちゃんと伝われば、何において、どういう基準で、何が悪いのかを明確にしなくてもよい(もちろん、明確にした方が共感してもらいやすいけど)。ただし、聞いている方はそれが批判なのか愚痴なのかわからないので、愚痴を言いたい場合は「これは愚痴なんだけど」とはっきり言った方が聞き手のストレスが減ると思う。
文章によるコミュニケーションは、雰囲気が伝わらないので「これは愚痴なんだけど」をきっちり書いておいた方が余計な紛糾を防げると思う。