エコカー補助金と同じように業務用エアコン取り替え補助金ってないのかな

10年前のエアコンなんてついていないだろう。と直感的に思ったけど、よく考えてみたら私の職場のエアコンは10年選手だった。今いる建物自体は学内でも新しい方のたてもの。なので10年以上前のエアコンは学内にごろごろあると思う。で、夏場の消費電力の大きな部分が空調であるならば、業務用エアコンを数年かけて取り替えてしまえば、それだけで数%の消費電力削減ができるんじゃなかろうか。節電アクション:事業者向けを見ると、4%節電するために室温を28度に保てというのがあるので、これぐらいならばエアコン変えれば結構いけるのではないかと。

“10年前の機種と比べると電気代が半分近くに下がった”といわれるエアコン。 最新技術を搭載した高性能&省エネ機種が続々登場して、1キロワットあたりの冷暖房能力を示すCOPで見ると、 10年前と比べ約2倍も効率アップしているものもあります。電気屋さんに行くと省エネ効果200%など、鮮魚のように活きのいい、言葉がずらりと並んでいます。

しかし、2000年頃には性能面での省エネ効果には限界が着ており、各社、懸命に自動停止機能や温度調節機能によって「利用エネルギー」の削減を図り続けています。ダイキンエアコンも冷えすぎやムラをなくしたり、人がいない部屋や場所を自動的に察知して停止する。マルチタイプのものを開発しています。温度ムラや風ムラもどんどん改善されています。製品の機能だけでなくて、シチュエーションでも省エネを狙っているわけです。
無駄削りエアコンともいえそうです。

10年前の平均的なリビング用エアコンを、最も省エネ性能に優れている製品に買い換えれば、エネルギー消費と電気代はなんと約40%も削減できるそうです。CO2排出量では年間287kgの削減になるそうで、これだと約21本の杉の木が吸収するCO2量に相当します。

他にもエアコン使用電力が56%〜88%ダウンという報告もあり、なかなかの高機能ぶりです。それに加え、新しく導入するためのの費用、リース利用や月々の電気代で楽になるので、それも切り替えが進むゆえんでしょう。

五洋電気:業務用エアコンQ&Aの稼働年数の消費電力(目安)より。

  • 省電力割合 = (1 ー (新機器消費電力/旧機器消費電力)× 100)で計算。
製造年 何年前か? 消費電力 現在の機器の消費電力 省電力割合
2005年 6年前 1,444kWh 1,293kWh 10.46 %
2001年 10年前 1,545kWh 1,293kWh 16.31 %
1996年 15年前 2,029kWh 1,293kWh 36.27 %

これを見ると2000年前に設置された機器を対象とすればよいんじゃなかろうか。