iPadを使ってデジタルフォトフレームの市場を食べちゃえば?

腰の重い出版業界や電話網の問題でバチバチやりあいそうな携帯電話キャリアは脇においておいて、iPadを高齢者や小学校までのお子さんがいる家庭向けのデジタルアルバムとして普及させてしまったらどうだろう。もちろん、普及の担い手は、コイデカメラカメラのキタムラのようなデジカメを商品として扱うカメラ屋さん。

ネットに慣れ親しんでいると「パソコンなんてどう使えば良いのかわからないから使わない」という層が分厚く存在するのを忘れてしまうけど、自分の両親や兄弟をちょっと思い浮かべてみれば全然パソコン使えない。この層の人たちは、デジタルカメラやビデオカメラで撮った写真や動画をパソコンで処理するのは億劫に感じる。この億劫に感じるところをうまく代行してあげているのが上記であげたカメラ屋さん。

一方で、設定さえ終えてしまえばiPadは簡易パソコンとして直感的に操作可能。本質がパソコンなので、動画や画像も何でもござれ、しかも持ち歩いて他人に見せることも可能だし、アプリケーションを開発しインストールすれば電子アルバムも簡単に用意することができる。どうせ、デジカメでとった写真をカメラ屋で処理するならば、iPadの設定も一緒にやってあげてアルバム端末・ビデオレター端末として提供してあげれば良いと思う。子ども運動会やお遊戯会、習い事の発表会などをビデオでとりiPadで再生。娘夫婦の里帰りのときに孫のがんばる姿を見ながら微笑む老夫婦。

持ち運び可能なデジタルフォトフレームとして、iPadは結構うれるんじゃない?

今は、iPadにはカメラがついていないようだけど、次世代や次次世代iPadにはカメラがつくと思うので「お孫さん(親御さん)とテレビ電話できますよ」という触れ込みで、無線LANのセットもあわせてやってあげても良いかもしれない。余談ながら、iPadのあの形からすると、カメラが付くならディスプレイ側にカメラがつき、画面を覗き込みながらSkypeでテレビ電話というのがちょうど良いと思う。

あるいは、イオングループが主導して、家事手助け端末としてiPadを売るとかいうのはどうだろう。お買い得商品情報をベースにCookpadと連携して今日の献立提案。天気予報をベースにお洗濯&お掃除サジェスチョン。どっかのIT企業と連携して、家族の携帯メールやTweetをサーバーに集約し、それをiPadにダウンロードさせて、リアルタイムに更新できる家族のホワイトボードなどなど。

出版業界や携帯電話キャリアイノベーションのジレンマに挟まって身動き取れなくなってしまうので、第3の業種が今のうちにiPadにつばをつけて、自社の販売戦略に役立ててしまうべきだと思う。