とても良くない説得の仕方の例

業務仕分けの結果に対する反論や批判をするときにこういう方法をとってはいけないと思う。

1967年生まれの蓮舫議員は1995年に台湾からの帰化日本人である。1997年に双子の子供を生んだときには、日本の国籍になったにも拘わらず、中国風の名前をお付けになっている。家庭的には感覚は中国のひとなのであろう。私はそうは思わないけど、日本のスーパーコンピューターをつぶすために、蓮舫議員のバックは誰で、その生まれた国の意向があるのかなあと思う人もいる。もし、そうだったらビックリだけど・・・。蓮舫議員の問題は、あの席で、大蔵省の生意気な主計官をはるかに超えた、麻生前総理大臣のいう「公開処刑」の検察官のような口のきき方をしたことではないであろうか。蓮舫議員は勘違いしているのではないか。

アメリカの外国系の帰化人は議員であれ一般人であれ、一般のアメリカ人より「アメリカ人である」ということに気をつける。蓮舫議員が、もしアメリカの議員でああいう発言をアメリカ議会の会議でしたら、たいへんなことになるであろう。オバマ大統領が中国シフトのために中国に近い大物を5人も閣僚にしている。ただそれだけでも大騒ぎである。日本はそんなことは、どうでもいいのだ。日本では国益という発言だけで右翼とすら言われたりする。

「1967年生まれの蓮舫議員は1995年に台湾からの帰化日本人である。1997年に双子の子供を生んだときには、日本の国籍になったにも拘わらず、中国風の名前をお付けになっている。家庭的には感覚は中国のひとなのであろう。」この一文を入れた瞬間、仮に西さんの意見の主たる部分に賛同している人でも、上記のエントリー自体に賛同できなくなってしまう。