GTDの効用:やるべきことにすぐにチャレンジできる

思っているよりもずっとずっと人生は短い。:人生はGTDじゃない、のだと思う

仕事とかお仕事とかのTODOリストを作っていて、プライベートまで忙しくなってくると、プライベートもタスク管理をしないといけない気分になっていくるのだけれど、同時にそれはとてもよろしくないことのように思う。

例えばあらかじめ人生でやりたいことを列挙して、それが全部クリアできたとして、そんな生は何か面白いのだろうか。

全くもって賛同。Lifehack pressを読んで感動し、その後ちょっとGTDをやり始めた後に同じ感想を覚えたのを思い出した。それで、ちょっと止めていた。でも、ストレスフリーの仕事術―仕事と人生をコントロールする52の法則の方(同じ著者のもの)に「やるべきことリストを一覧にしておく理由は、突発的にやるべきこと、あるいはやりたいことがあったときに、それにチャレンジするのかどうかの判断を楽にできるようにするためである」というようなことが書いてあったのを見て、ちょっと考えが変わった。

思っているよりもずっとずっと人生は短い。:人生はGTDじゃない、のだと思う

水のような心を持って、創造的なエネルギーを出しまくりな生き方よりも、わけのわからないことが次から次へと降ってきて、それを避けたり頭から突っ込んだり、ぜんぜん関係のないところに魂の赴くままに寄り道したり脱線したり、そうして波乱に富みつつもなるようになっていく生き方の方が断然よいはずだと確信している。

にあるように「ぜんぜん関係のないところに魂の赴くままに寄り道したり脱線したり」を後ろめたさなし、すなわち「何かよく覚えていないけれども、やらなければいけないようなことがあったような気がする。」という思いなしで、行なえるようにするのを助けるという一面もあるよ。というのが、GTDのおじさんの主張のひとつみたい。

他にもたくさんの主張があったけど、私はこの一点「やるべきことリストを一覧にしておく理由は、突発的にやるべきこと、あるいはやりたいことがあったときに、それにチャレンジするのかどうかの判断を楽にできるようにするためである」に納得して準GTD(Todoリストを分類していない、レビューしていない)をやっている。

それにしてもGTDに対して賛美だけでなくいろいろな意見が聞けるというのはバランスの良いことだね。もっといろいろな意見を読みたい。

思っているよりもずっとずっと人生は短い。:人生はGTDじゃない、のだと思う のエントリーへの反応としてただのにっき:GTDのタスクは、Actionに入れて初めて「タスク」になる のエントリでは「夢の再確認」という側面もあるよという指摘。これも面白い考え方。

道具や方法はみんなが好き勝手使うことでそのひろがりを増すのだから、もっといろんな人のいろんなとらえ方が知りたい。

ちなみに私の現在の実践は以下のとおり。