偽装問題への反応からの連想

古代ローマ帝国で皇帝が終身制になったときの対応手段として、皇帝の暗殺が生まれた。
ある対象を完璧とみなすようになると、その対象を否定するために、そのみなしかた自体を否定する行動に走りやすいような気がする。うまく言えないけれども、程度を検討するのではなく、0か100かで考える感じ。

今回の偽装問題の話は、マンション住民を完璧な被害者とみなしたことにより、それに違和感を覚える人々がマンション住民を被害者とみなさないという行動を(無意識的に)とっているのだと思う。