3月末からの近況

生存報告代わりに。

  • 本務校も講義開始延期&オンライン講義化&会議もオンライン化&学生の入構禁止となった
  • 3月末に風邪の症状を自覚し、咳が止まるまで自主隔離したのち、そのまま在宅勤務へ。4月末までたまに咳がでていた、今も気温が低いと咳がでる(いったい、何なんだろう?)。
  • 風邪の症状自覚前までは「個人商店つぶれないように行きつけの店には顔出そう」と思っていたけど、風邪の症状後は「COVID-19だと迷惑かけるかもしれない」と思い、コンビニとスーパーだけしかいかなくなった。
  • 確かに咳がでて、なんとなく息苦しさを感じると「COVID-19かも」という恐怖がある。ただ、熱は全然でないし、咳も1時間に2~3回(だけど、気管支あたりがむずむずする)だったので何とか冷静を保てた。
  • 夜型がより加速してしまっている。さぼり癖も悪化した。
  • 3月末から4月中旬にかけては、ネットを見たり、テレビ見たりすると気分が落ちるのであんまり見なかった。そのせいでメールチェックもさぼり迷惑かけてしまった
  • 4月上旬にマイクの必要性を感じ、家電量販店を回ったが、まあ、出遅れた。一応、買えたけど。
  • 最近はオンライン講義のやり方も固まり、あとはやるだけ。
  • 本務校のLMS(Learning Management System, 学習支援システム)はAWS上にあるので他大学の阿鼻叫喚は一応ない。一方で学生が講義の履修登録などをするシステムは死んでいた。
  • 4月は状況がコロコロ変わり、こちらもどうしてよいのかわからず、新入生対応や講義準備などで研究室の学生に対して対応できず。これからフォローする。
  • 夜型だと講義資料作成時に音声録音が行えないので、朝型、最悪でも昼型に戻す必要がある。
  • ブラックニッカディープブレンドを愛飲中。3月末から2本あけて、3本目。クラフトビール飲みに行きたい。

Wanderlustでメールを読もうとすると「Resuming thread structure...」で固まるとき

Wanderlustで大量のメールをinboxにためていたらメールを読もうとすると「Resuming thread structure...」で固まる。Ctrl-gで処理の一時中断はできるのだけど、また、読もうとすると「Resuming thread structure...」となる。

wl.airs.narkive.com

解決方法

  1. あるフォルダのメールを読もうとして「Resuming thread structure...」で固まっているときにemacs上でCtrl-gを押し、処理を停止させる。
  2. 当該フォルダに入る(サマリーモードに入る)
  3. sキーを押し、allを入力して msdb を再構築する。

Google Home + eRemote miniで音声でリモコンを操作する

気が付けば2年近くたっているGoogle Home。基本は目覚まし時計&ニュースを聞くためのデバイスになっている。
next49.hatenadiary.jp
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COVID-19蔓延防止のための緊急事態宣言がでて、家にいる時間も増えそうなので、家のスマートホーム化を進めるためにスマートリモコンデバイスeRemoteを購入し、設定してみた。無線LAN接続にてこずったので1時間半程度時間がかかった。
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今回購入したのはeRemote mini。税込みで6千円強だった。

ハマりポイント

  • 説明書にも記載があるがSSIDとパスワードの制約が厳しい
    • SSIDは英数字6文字程度(ハイフンやアンダーバーを含むと失敗する)
    • パスワードは英数字32文字以内
    • 無線LANは2.4GHz帯のみ
  • iOS 13に対応していない(みたい)。設定で失敗する。
    • 今回は手持ちのiPad mini 3のiOSが12までしか対応していなかったので、こっちで設定した。設定後はiOS 13の方でも操作できる。

本体の設定方法

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リモコンの登録

アプリeHomeの設定手順に従って簡単に設定できた。

  • リモコン操作可能な照明機器
  • エアコン(National CS-V256A。Panasonicのエアコンとしてちゃんと登録できた)
  • テレビ(Sony ブラビア KJ-43X8500F)

Google Homeとの連携

以下のとおりに連携に成功した。「OK Google 電気/エアコン/テレビつけて/消して」でちゃんと対応している。
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シーンのをGoogle Home上のルーティーンに組み込む場合は、先にeHomeでシーンを作成し、その後、Google Homeでデバイスを登録しなおす必要がある。

東日本大震災のときには15回以下の講義回数でもよかった

2020年度前期(4月から7月)は15回のコマ数を確保するのが大変難しいと予想されるので、2011年の東日本大震災のときと同じように柔軟な運用を可とする通達を出してほしい。がんばれ、文部科学省高等教育局大学振興課!

大学等関連情報:文部科学省東北地方太平洋沖地震の発生に伴う平成23年度学事日程等の取扱いについて(事務連絡)(平成23年3月25日)

平成23年度当初の授業期間については、東北地方太平洋沖地震の影響等に鑑み、1単位の学修時間が45時間である単位制度の趣旨を踏まえ、補講授業、インターネット等を活用した学修、課題研究等を活用し、大学設置基準(昭和31年文部省令第28号)第21条等で定める学修時間を確保するための方策を大学が講じていることを前提に、10週又は15週の期間について弾力的に取り扱って差し支えないこととすること。

その際、大学の教育活動の実施にあたっては、修業年限に係る学校教育法(昭和22年法律第26号)第87条等の趣旨を踏まえ、長期的な見通しの下、計画的な実施に努めること。

COVID-19対策のために文科省は学校に診断名を求めないよう指導してほしい

提言

少なくともCOVID-19の簡易検査法と治療法が確立されるまで文部科学省は各種学校に以下のことを行うように指導してほしい。

  1. 追試験や各種手続きの締め切り後対応の際に、COVID-19やインフルエンザなどの診断名を要求しないこと。
    • 本人の申請に基づきその病気を認めるか、一切考慮しないかのどちらかの対応をとる。
    • 診断名を確定させるために、安易に医療機関の受信受診を勧めない。
  2. 高校および大学の授業・講義の単位認定において出席日数を考慮しないこと。
    • COVID-19が疑われる場合は2週間自宅で療養することが推奨されている。この場合、週1回開講の授業・講義ならば2回分、週2回開講なら4回分欠席することになる。単位の取得に一定の出席以上を求めると、無理して登校することになる。
  3. 高校および大学の授業・講義の単位認定において、課題の提出締切および提出方法について考慮すること
    • 定期試験時やレポートの提出時に自宅待機してしまうと単位を落としてしまう。そこで、レポートで代替させたり、電子的に受験・提出できるようにしたり工夫する。

本文

2020年3月9日に新型コロナウイルス感染症対策専門家会議より「新型コロナウイルス感染症対策の見解」が出されている。その中で以下の文がある。

先週まで報告が少な かった 諸外国において 、患者 数が 急増しています。 これまで渡航の制限がなかった 諸外国 や国内 の人々との間の往来や交流 が 既に積み重ねられています 。しかし 、 全て の感染源(リンク) が 追えて いるわけではないので、 感染の拡大が 、 既に日本各地で起きている可能性 も あります。よって、 今回 、 国内での 流行を いったん 抑制できたとしても、 しばらくは、 いつ再流行してもおかしくない状況が続 くと見込まれます。 また、 世界的な 流行が進展していることから、国外から感染が持ち込まれる事例 も、 今後 、 繰り返 される ものと 予想されます。

このことから、COVID-19の治療法が確立されるまでは、重症患者のために医療資源を確保しつつ、日常生活を送ることが必要となる。以下の図のような考え方。

で、2月からの大学入試で気づいたのだけど、大学は受験生の注意として「COVID-19であると診断された場合は・・・」というように追試験を認めるときなどに診断名を求めている。たとえば、大学入試センター試験「受験案内のp. 50の「追試験」の項に以下の記述がある。

1. 追試験の対象者
ア. 疾病(インフルエンザ・ノロウィルス・風邪などを含む)・負傷により試験を受験できない者

https://www.dnc.ac.jp/albums/abm00035724.pdf によると疾病・負傷による追試験を申請する場合には診断書が求められる。上の文書の p. 14に以下の記述がある。

本人又は代理人が、受験票に記載されている「問い合わせ大学」に電話連絡した上で、申請受付時間内に「受験票」と「医師の診断書」(治療期間が明記されたもの)を「問い合わせ大学」に持参し、申請してください。許可された場合は追試験受験許可書が交付されます。

もともと、インフルエンザでも学校が診断結果と診断書を求めるため、医療機関がこまっているという話があったが、COVID-19の簡易検査や治療法が確立するまでは、COVID-19によって、より状況が悪化することが予想される。

実際に講義や単位認定を行う大学教員の1人としては、柔軟な対応をとることを大学、ひいては文科省が認めてくれるならば病気の診断書は不要と考えている(なんの理由であっても講義にでていないのだから、本人が追加で勉強するしかないし、追加で勉強するなら問題ない。本人がどうにもできないことで試験に参加できないなら、レポートで代替するのはしょうがない)。

医療資源を重症者に割り当てるために少なくともCOVID-19の簡易検査法と治療法が確立されるまで文部科学省は各種学校にインフルエンザやCOVID-19などの診断名を求めないように指導してほしい。こういうのは地味だけど、恐れながら日常生活を送るために必要な措置だと思う。